ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】「生きる、つながるために基地を観る平和ガイド」を始めます(20240324)

2024年03月24日 | 生きる、繋がるための平和ガイド

生きる、つながるために基地を観る平和ガイド(2024年3月)

 昨年末から考えてきたこの企画ですが、いくらに設定しようかと迷っていました。ひとまず始めます。まずはご相談ください。以下は、ご案内と基調的なレジュメです。現場ごとのレジュメを配布します。


◎問題提起(語る人):「ヤマヒデ」 山本英夫
◎ブログ「ヤマヒデの沖縄便り Ⅳ」更新中 
◎予約、問い合わせ等 pzyamahide(アットマーク)lemon.plala.or.jp

(起―1)ようこそ!沖縄島・琉球の島々へ(※常にこの2つを合せて考える)。
①沖縄島へ、琉球の島々へ、ようこそ
②この現場(本日は「ここ」)へ、ようこそ
③皆さんのスケジュールは?
④私たちが生きていく為に、お互いの時・空を繋げ、お互いに見える関係を創り出そう。

(起―Ⅱ)今日は2024年○月×日(この地球上で時を同じくしているはずなのに)
◎簡単に決めつけず、アトランダムに考えよう(悩ましいこと、苦しいこと、生きていると思えること)
①自分の立ち位置を見つめる
②権力とゼニゲバが跋扈する「新自由主義」の中で軍事力がはびこる(ロシアによるウクライナ戦争、イスラエルによるパレスチナ侵攻・虐殺、米日による中国・朝鮮・ロシアへの戦争準備など)
③様々な生物相が生きる地球の危機の中で
④分断された世界の中で、国家による分断支配に抗う
⑤太陽と月を見つめ、地球を思う
⑥人間が人間として生きうるために

(承―Ⅲ)今、現場である「ここ」から見て、考え、歩き出すために
①どこからお出でになったのか、何処を回ってこられたのかをお聞きし、「ここ」と繋げる。
➁今見えていることから解説。ex:勝連半島―ホワイトビーチ(米海軍と海上自衛隊)と陸上自衛隊、勝連分屯地(第15高射特科連隊第2中隊―対空ミサイル部隊があり、第7特科連隊(対艦ミサイル部隊)が24年3月に新設された動きの中で)

(転―Ⅳ)改めて着目したいことー沖縄島・琉球の島々は、何故「基地の島」であり続けているのか?
◎私たちは、「日本国」が「戦後日本国家」(1945年8月15日の天皇裕仁による「終戦の詔勅」をラジオ放送し、上意下達のまま、「終戦」ムードを創りだし、9月2日、連合国と大日本帝国の「降伏文書」を締結し、1947年5月3日、日本国憲法施行、1950年から52年朝鮮戦争を経て、1952年4月28日―「米日講和」(米日安保)条約締結、・米国依存、「専守防衛」)から「戦争準備国家」(2010年12月から今日)に転換していくことに加担し続けるのか、それとも対抗するのか?!―格差・不安定・経済的困難そして戦争への道―私たちひとりひとりが問われている
①沖縄が置かれている現状―1945年3月から沖縄戦・連合軍(米軍)による占領、1972年5月15日「沖縄返還」まで分割統治されてきた沖縄―「戦後日本国家」は、沖縄を米国に分割したことによって、「相対的平和」を作ってきた(米日政府共犯)。
➁1996年4月17日の「安保再定義」以降の日本・アジアの安保再編・強化の流れ
③日米地位協定が優位の沖縄・「日本」―軍事は「国の専権事項」―国が新基地建設を巡って「代執行」を沖縄県に提訴するような沖縄自治の否定
④あなたの暮らしと、こうした沖縄は、無関係なのだろうか? どこで繋がっているのか?
⑤「安保3文書」の閣議決定によって、公然と他国への攻撃能力を持つ、有事態勢が整えられていく中で

(転-Ⅴ)私(ひとりひとり)の沖縄へのこだわり方(私のプロフィール参照)
◎ひとつのサンプルとして、参照いただければ、幸いです。
①沖縄を知らなかった男(~1989年5月)が、「基地の島沖縄」を訪ねて(基地と安保体制を沖縄史・日本史の中で観て考えてきた)。
②1995年9月4日 少女レイプ事件の衝撃(兵士と男の間の不断の揺れの中で)
③2004年4月17日 辺野古で座り込みが始まったと聞いて(これは止めるしかない!)
④この頃から、自分と沖縄を繋ぐ「常備薬」に塩と黒糖(サトウキビ)を常用。
⑤2010年12月 この国の「防衛計画大綱」が「動的防衛力」「島嶼防衛」と言い出したのを知って、私は、戦慄が走った(11年6月から島々に通いながら、「島嶼防衛」を考え始めた)。
⑥2013年4月28日 安倍政権が日本の講話=「独立」を祝う(差別と開き直りへの違和感)
⑦2013年10月13日 沖縄に居を移すー辺野古テント村ボランティア・スタッフになる。
⑧2014年7月1日 安倍政権が「集団的自衛権」の一部合憲化と「臨時立ち入り制限区域」の設定を閣議決定―戦争への道を押し拓く。
⑨2021年7月31日 辺野古テント村から離れた。新基地建設の是非に留まらず、人間として、市民として地域横断的に模索しようと―「ただの写真を撮る人」としてひとまず再出発―自立の道を歩み出す。
⑩そして今考えていることーそのとき、そのときの状況の中で

(結―Ⅵ)考えていくための基本姿勢―私(常に主語は「私」でありたい)は生きる。私が私でいられるために。一人一人が考え始めよう。

①沖縄と向き合い、自分自身(の歩み)と向き合う。

➁「命どぅ宝」に立ち返り、「勝つ方法は諦めないこと」を実践する。

③他人を差別しない、他人を認め、尊重する。認め合える関係をめざす。

④私がなかなか決められない現実の中で、私が決めて行く努力を積み重ねていく。

⑤私の自己表現力を不断に獲得していく。

⑥沖縄を戦場にさせない、アジアを戦場にしない。

【事務的なきめ事】
①基本的に基地を視ることができる場所で行ないます。詳細はご相談の上決めたいと存じます。

➁ご予約は1ヶ月前から受け付けます(事前の非公式の連絡は3ヶ月前からお受けします)。遅くとも7日以前に、ご連絡ください。

③プランニングについてもご相談に応じます(原則、無料)。

④代表者名、ご住所、電話番号、団体名、メールアドレス、旅の趣旨を明記の上、上記のメールアドレスへお送りください。速やかに応答します。但し自宅を不在にしているときがあります。その節はご容赦ください。

⑤一回につき約2時間。複数箇所の場合もご相談に応じます。

⑥このレジュメと、基地・地域ごとのレジュメを用意します。

⑦ガイド料(1単位2時間)として、お一人様:3000円、お二人様:4000円、3名様:5000円、4名様:6000円、5名様7500円、6名様8000円、7名様9000円、8人から10名様10000円。以降お一人増えるごとに1000円+。最大25名様まで。なお、場所によっては人数制限や場所の選定が必要になります。

⑧交通費(名護市内の自宅から現場までの往復の交通費実費)を頂きます。

⑨その他につきましては、ご相談の上、決めさせていただきます。



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