ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】窓を開けて、考える(20240328)

2024年03月28日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2024年3月28日(木)晴れ

 一昨日以来、風邪気味で、どうも芳しくない。気温(体感気温)の変化に、体調管理が追いつかない。喉が痛い。咳が出る。頭も重い。今日は窓を開けて、新鮮な空気を入れながら、寒ければ着るを原則にやっていきます。外は撮影日和ですが、頭は曇っており、閃かないでしょう。常に同じような調子を維持したいものです。

 窓を開けていると、様々な音が入ってきます。やはり一番気になるのは、航空騒音。近辺に飛行場があるわけではありませんが、掠めて飛んでいく。①名護湾の北から、南から。これが一番多いはず。そして名護湾からキャンプシュワブを掠めて大浦湾など東海岸に飛ぶパターン。キャンプシュワブは案外、名護湾近くまで迫っているのです。森の中なので、見えないから気にしていませんが、時に実弾射撃演習の音が聞えます。

 自宅から聞えることは希ですが、名護市北部を東西に横断するパターンもあります。こちらは伊江島に向かう(逆パターンも)ことが多い。さらにこれ以外のレアケース。このレアケースに私は注目しています。先日のP-8対潜哨戒機のようなぐるぐるパターン。どうしても何やっているんだと思う。音を聞いているだけでは、何者だか分からないことが多いですが、だからといって一々外に出て撮影することはかないません。飛行機の移動は速いから、のんびりしてたら直ぐに視界の外に。

 花を撮るならば、光を鑑みて、いつ行くか判断できますが、軍用機はあちらの勝手。そうそうジャストミートすることはない。そうそうあったら、怖い。この付近に飛行場はないし、演習空域も近くにない。それがもしもキャンプシュワブ沖に新たな飛行場ができたら、全然変わってしまうでしょう。宜野湾市のようになるとは、即断できませんが、キャンプ・シュワブ上空は演習場ですから、トンデモナイ事態が予想されます。私は常に言ってきたことですが、普天間と違ってこちらは、「演習場付飛行場」なのです。東海岸は人口が少ないとかいいますが、飛び回る密度も範囲も広くなるでしょう。軍事を考えるとき、一点だけで考えていたらアウトです。伊江島や北部演習場、キャンプハンセンなどに行くに決まってます。彼らにしたら、低空飛行は「常識」ですから。しかし日本の航空法を守らせる気もないのが日本政府です。

 沖縄を最前線にする軍事プランが着々としかれています。あの沖縄戦から79年が経ちます。「集団自決」に追い込むような悪行を断じて許さない世論形成を図っていきたいと思います。もはや、沖縄戦は過去のことではなく、今のことに浮上しているのです。住民が生きていくためには、阿呆な戦争に巻き込む国家から住民がどうしたら自律できるかにかかっています。こうしたことを考えるのが私が呼びかけている「市民と共に考える平和の為の軍事研究」です。

 すがすがしい沖縄にしたいものです。諦めずに頑張りましょう。



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