【京都国際会館】特別見学会の続きです。
集合時間になり、職員の方々がみえました。
(案内して下さる方、建築専門の方、
スタッフの計3名が見学に同行)
見学者は20名。女性の参加率が高く
皆さん、この特別見学会を
楽しみにされている様子が伝わってきました。
まずは、国際会館の説明、
ロビーラウンジについての説明を受けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/67/91c25a289d2d72351faa5fea8277fc0c.jpg)
このラウンジは
設計者の大谷幸夫先生が
各国を代表する方々の交流する場、として
意識して設計をされたそうで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bf/2413a091b312da18c7ac6f2010ad3af3.jpg)
広い館内には、70%以上を占める
パブリックエリアが
設けられているそうです。
ステンドグラスをはじめ
オブジェが各所に飾られていて ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/59/f97e477f4b9336e9c9462b9a6892a913.jpg)
コンクリートは打ち放しではなく
「叩き仕上げ」と呼ばれる工法が用いられ
独特の温かみを醸(かも)し出しています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/57d9dafc8cd5af2b04f3412267f329ce.jpg)
この照明も面白い!
建物については
キーワードがあって
「台形、逆台形、六角形」
建物のあちこちでこれらを見ることが出来るので
よく見て探して下さい、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/12b2e328272044817ff3f4cb1bd40118.jpg)
階層式ロビーラウンジは
1階だけでも4ステップ(段差)あり、
建物全体でみると
6階建てで、22ステップにもなるのだとか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c8/45c925fe6fda29f0c3299694f632748d.jpg)
この複雑さ…!
凄いし驚くけれど
工事するとなると現場泣かせですよね…(苦笑)
さらに、家具にもこだわっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/53/d446f03db5acc4f962e3f748c82594d7.jpg)
剣持 勇 氏によるデザインで、
斬新かつ機能的なテーブルや椅子が並びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7a/c7d08b096c714018f52ba7e5997b3952.jpg)
剱持 勇 氏は、この国際会館に似合う家具を、と
デザインされたそうです。
次は移動して、
普段の一般公開でも入る機会は少ない
という場所へ。
それが
『メインホール』です! ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0c/6263da2e86bbda6f95d6df3d59c685f6.jpg)
この場所で《京都議定書》が採択されました。
歴史的なホールです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/dc/6147e2807e5d2c431842271229f82103.jpg)
シンメトリックな台形空間で
近未来な感じもする存在感ありまくり!なホールです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/14/ac002581e7a2d8352abf64c7e05c0fb7.jpg)
目が行くのは、やっぱり天井 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b8/98e2449f7893ce878243a4430ebf46d0.jpg)
この形が地球を表している、と言われたり
宇宙を表している、と言う説も。
真相は分かりませんが
一度見ると強く印象に残ります。
両側の壁には六角形の窓が並び
ここが、同時通訳ブースとなっています ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b9/2126a156154ebe5791f068feac54c12c.jpg)
国際会議などの同時通訳というのは
大変な仕事だと思いますが
憧れます。
建物が台形になっていることが
ここから見るとよく分かります ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/04/3d6d88d448ff3bc342d2a4716d79be38.jpg)
ホールのステージはこんな風です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/43/936980b6bf8c57558db01e76e89d0efd.jpg)
座席との距離が近い、
段差もあまりない、というのが特徴的です。
そして、こちらが各国代表団の座席です。
(「国連方式」の座席だそうです)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/86/eefcd35c0085ce038f4c1301ff5ef686.jpg)
1か国4名で、前の2席が代表団席
後ろの2席が随行員席になるとのこと。
この形の座席が800席あるので、
200か国の人々が一同に集うことが
出来るのだそうです。
ステージにあがる階段です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/0505d17b13aee03bb28d9fe2ec963b21.jpg)
こちらも絨毯は枯山水をイメージした
波打った模様が描かれています。
歩くとフカフカしていました。
この階段を上り
壇上に立つことも出来ました。
こんな機会でないと、ここの壇上に立つことなど
あるはずもないので
とても良い記念となりました。
檀上の奥にあるオブジェ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/61/877b2686296e018f081cb184ae8d0012.jpg)
そして、圧巻だったのが
このステージ壁面に飾られた
アルミ鋳物(いもの)レリーフ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/88/eeccd7a65a82570b8b1e74ac7ac3b105.jpg)
Ⅴ字形に約2,000個のレリーフが並んでいるのです。
文化や意見が異なる国の人々が集まり
会議を行う、という
国際会議を象徴しているのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b3/6f4b52361b854198243053d459c8fdf5.jpg)
こういうオブジェを創る、という
発想が面白いし
ステージが映えるので素敵でした。
壇上から見たホールの景色です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1a/2f67415b92f65bea3a2a280ac693a0f7.jpg)
席数:1,840
天井高:15m
報道陣向けの座席もあり、 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bc/88338cfd8e9fa3f369795505a6840090.jpg)
その他、関係者等の座席も ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/57/3e2f13744689864187c932408be65483.jpg)
こうしてメインホールの見学は終了。
ホールを出ると
通路の景色はこんな風でした ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/3b/7dfa088c460f4231f5c1bb4eb1001ff0.jpg)
逆台形に六角形の窓
ここまで徹底した造りの建物だったとは…!
まだ見学は続きます。
次はエレベーターに乗って
さらに一般公開されていない場所へと向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/64/713c3b5b8d99492bd12ebda02b0e6128.jpg)
↑ これはエレベーターの中です。
では、この続きはまた次回に。
お疲れ様でした!
集合時間になり、職員の方々がみえました。
(案内して下さる方、建築専門の方、
スタッフの計3名が見学に同行)
見学者は20名。女性の参加率が高く
皆さん、この特別見学会を
楽しみにされている様子が伝わってきました。
まずは、国際会館の説明、
ロビーラウンジについての説明を受けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/67/91c25a289d2d72351faa5fea8277fc0c.jpg)
このラウンジは
設計者の大谷幸夫先生が
各国を代表する方々の交流する場、として
意識して設計をされたそうで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bf/2413a091b312da18c7ac6f2010ad3af3.jpg)
広い館内には、70%以上を占める
パブリックエリアが
設けられているそうです。
ステンドグラスをはじめ
オブジェが各所に飾られていて ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/59/f97e477f4b9336e9c9462b9a6892a913.jpg)
コンクリートは打ち放しではなく
「叩き仕上げ」と呼ばれる工法が用いられ
独特の温かみを醸(かも)し出しています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/57d9dafc8cd5af2b04f3412267f329ce.jpg)
この照明も面白い!
建物については
キーワードがあって
「台形、逆台形、六角形」
建物のあちこちでこれらを見ることが出来るので
よく見て探して下さい、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/12b2e328272044817ff3f4cb1bd40118.jpg)
階層式ロビーラウンジは
1階だけでも4ステップ(段差)あり、
建物全体でみると
6階建てで、22ステップにもなるのだとか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c8/45c925fe6fda29f0c3299694f632748d.jpg)
この複雑さ…!
凄いし驚くけれど
工事するとなると現場泣かせですよね…(苦笑)
さらに、家具にもこだわっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/53/d446f03db5acc4f962e3f748c82594d7.jpg)
剣持 勇 氏によるデザインで、
斬新かつ機能的なテーブルや椅子が並びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7a/c7d08b096c714018f52ba7e5997b3952.jpg)
剱持 勇 氏は、この国際会館に似合う家具を、と
デザインされたそうです。
次は移動して、
普段の一般公開でも入る機会は少ない
という場所へ。
それが
『メインホール』です! ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0c/6263da2e86bbda6f95d6df3d59c685f6.jpg)
この場所で《京都議定書》が採択されました。
歴史的なホールです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/dc/6147e2807e5d2c431842271229f82103.jpg)
シンメトリックな台形空間で
近未来な感じもする存在感ありまくり!なホールです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/14/ac002581e7a2d8352abf64c7e05c0fb7.jpg)
目が行くのは、やっぱり天井 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b8/98e2449f7893ce878243a4430ebf46d0.jpg)
この形が地球を表している、と言われたり
宇宙を表している、と言う説も。
真相は分かりませんが
一度見ると強く印象に残ります。
両側の壁には六角形の窓が並び
ここが、同時通訳ブースとなっています ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b9/2126a156154ebe5791f068feac54c12c.jpg)
国際会議などの同時通訳というのは
大変な仕事だと思いますが
憧れます。
建物が台形になっていることが
ここから見るとよく分かります ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/04/3d6d88d448ff3bc342d2a4716d79be38.jpg)
ホールのステージはこんな風です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/43/936980b6bf8c57558db01e76e89d0efd.jpg)
座席との距離が近い、
段差もあまりない、というのが特徴的です。
そして、こちらが各国代表団の座席です。
(「国連方式」の座席だそうです)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/86/eefcd35c0085ce038f4c1301ff5ef686.jpg)
1か国4名で、前の2席が代表団席
後ろの2席が随行員席になるとのこと。
この形の座席が800席あるので、
200か国の人々が一同に集うことが
出来るのだそうです。
ステージにあがる階段です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/0505d17b13aee03bb28d9fe2ec963b21.jpg)
こちらも絨毯は枯山水をイメージした
波打った模様が描かれています。
歩くとフカフカしていました。
この階段を上り
壇上に立つことも出来ました。
こんな機会でないと、ここの壇上に立つことなど
あるはずもないので
とても良い記念となりました。
檀上の奥にあるオブジェ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/61/877b2686296e018f081cb184ae8d0012.jpg)
そして、圧巻だったのが
このステージ壁面に飾られた
アルミ鋳物(いもの)レリーフ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/88/eeccd7a65a82570b8b1e74ac7ac3b105.jpg)
Ⅴ字形に約2,000個のレリーフが並んでいるのです。
文化や意見が異なる国の人々が集まり
会議を行う、という
国際会議を象徴しているのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b3/6f4b52361b854198243053d459c8fdf5.jpg)
こういうオブジェを創る、という
発想が面白いし
ステージが映えるので素敵でした。
壇上から見たホールの景色です ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1a/2f67415b92f65bea3a2a280ac693a0f7.jpg)
席数:1,840
天井高:15m
報道陣向けの座席もあり、 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bc/88338cfd8e9fa3f369795505a6840090.jpg)
その他、関係者等の座席も ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/57/3e2f13744689864187c932408be65483.jpg)
こうしてメインホールの見学は終了。
ホールを出ると
通路の景色はこんな風でした ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/3b/7dfa088c460f4231f5c1bb4eb1001ff0.jpg)
逆台形に六角形の窓
ここまで徹底した造りの建物だったとは…!
まだ見学は続きます。
次はエレベーターに乗って
さらに一般公開されていない場所へと向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/64/713c3b5b8d99492bd12ebda02b0e6128.jpg)
↑ これはエレベーターの中です。
では、この続きはまた次回に。
お疲れ様でした!