【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【名和昆虫博物館】Vol.1

2024-04-14 | 建物巡り
岐阜県岐阜市にある
【名和(なわ)昆虫博物館】へ行ってきました。↓


日本で最も長い歴史を誇る昆虫博物館です。


標本展示されている昆虫の凄さはもちろん、
何がすごいって、この建物!

武田五一による設計で建てられているのです。
大正7年に着工、大正8年に開館した、という
歴史ある博物館なのです。


入口の看板も面白い ↓


もちろん貴重な建物なので
登録有形文化財に指定されています。


で、ここに来た目的は
昆虫標本を見るのもそうですが、

楽しみしていたのは
久田吉之助(ひさだ きちのすけ)が作製した
“ トンボのテラコッタを見る! ”

そして、“ 武田五一の設計した建物を見る ”。

実は、以前【INAXライブミュージアム】
( ↑ クリックすると、ブログの記事へ移動します)
久田吉之助が作製したテラコッタを見ましたが

【名和昆虫博物館】には
トンボのテラコッタがある、ということを知り、
「いつか見に行きたい!」と思っていたのです。

そういうわけで…
やって来ました!【名和昆虫博物館】です。

虫の世界へ足を踏み入れます。
2階には昆虫クイズもあるそうです ↓


入館料を支払い、まずは展示の見学から。↓
(館内は写真を自由に撮って良いですよ、とのこと)



館内には日本だけでなく、世界各地から
蝶や昆虫、さらには珍しい生物の標本まで


所狭し(ところせまし)と展示が並びます。


世界の美しいチョウが展示されていたり


目玉模様の羽を持つ蝶や ↓


葉っぱですよ~、と偽る(いつわる)蝶や ↓


クワガタ、カブトムシ


さらに
1属1種という、とっても珍しい
ウエストウッドオオクワガタ ↓


私は詳しくないですが
マニアな人が見ると、おぉ~~!!となるようです。


展示は2階にもあり、階段を上ります。

↑ 武田五一の設計した階段です。

階段から見た1階の展示室 ↓



圧巻は、蝶のきらめく標本展示 ↓


自然の美のすごさに息を呑みます…


他にも展示の中には
“隠れ展示シリーズ ”といって
自分で開けて見てみる、というのもあり…

[見ない方がいいかもね!!]と ↓

何、何っ?!と、気になって開けて見ると……!

ギョッとする昆虫が展示されていたりして
(写真は控えますが、中国語では蟑螂と書く虫です)

他にも
[見ないと後悔するかもね!!]もあり ↓


こちらも写真は控えますが
ヒントは、童謡の中で「♬金持ちだ~♪」と歌われている虫です。
黄金に輝くこの虫の標本が展示されていました。

確かに、見ないと後悔するところでした(笑)!

さらに、博物館の中には標本ばかりでなく
実際に飼育されている昆虫もいて…


ギフチョウの飼育ケースです ↓


春の女神といわれるギフチョウ。
桜の開花する時期に羽化するそうです。

羽化していました! ↓

桜の花も入っていました(笑)

この飼育ケースの中にも春がやって来ていました。
春の女神、ギフチョウ ↓


と、いうわけで
【名和昆虫博物館】展示も凝ったつくりになっているので
昆虫好きさんは是非、現地へ!

次回、建物についての報告へ続きます。
お疲れ様でした!


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