皆様、こんにちは。
先月に一度、去年、当院で『外傷(けが)』で治療をさせていただいた統計をとり、そこで気付いたことをブログにしましたが、たいぶ時間が経っていますが、『パート2』
http://www.yamane-sekotsuin.com/case/index.html
パート1は『手を衝き負傷する』手首から肘関節までの話でしたが、今日は『骨盤』、下腿骨(膝から下の骨)の話を中心に書きたいと思います。
骨盤 骨盤と聞いて『えっ 接骨院で骨盤の骨折の患者様来るの?』と思われた方・・・・そうです、骨盤が大きくバキッと折れるものはこの2件のうちでも該当しません。

『↑骨盤骨』の模型です。
特に大きくバキッと折れるのであれば、大きな交通事故など、こちらも大きな衝撃がないと折れませんし、これだけ救急医療が発達していると接骨院には運ばれてこないと思います。
しかし、今回の2例は、骨盤に筋肉が付くのですが、そちらに力が大きくかかり、骨盤の成長線がずれたり、骨が少し引き延ばされた状態のものです。(骨の端のほうにはなります。
少しイメージしにくく分かりにくいと思います。原因が、意外と身近なことでして、よくあるのが『短距離そうでダッシュをした瞬間』です。
ですから、運動会の時や、運動クラブでランニング(特にダッシュ系)が多くなった時の、中、高校生、『男子』に良く見られる症状です。
『男子』と書きましたが、これは女子に比べ骨組みや筋肉量が違い、またこの年代から筋肉からのパワーの差も出てきますから『男子』の症状になりますし、こちらは医療の文献にも書いてある、実際の治療現場と一致する症状です。
骨に異常なくとも、股関節の筋肉の付く場所(←こちらは診るポイントがあります。)炎症したりもあり、かなり多くの運動クラブの男子学生さんに多い症状です。
治療は歩くのも大変なこともありますから、『安静』にするため、松葉杖歩行や、骨盤を晒を巻くことで固定や骨盤ベルトを巻くなどで治療しております。
後、リハビリのポイントはありますが、こちらは今回は省略です。
つづいては『下腿骨』ですが、こちらは膝から下の骨です。

実は、こちらは右足で右が『腓骨』(下が外くるぶしになります。) 左が『脛骨』(下が内くるぶし)です。
特に多い怪我としては『足首を捻り、外くるぶしの骨を剥がす骨折が多いところですが、去年は『足首を捻り、靭帯、関節損傷でとどまり、この骨折は珍しくなかったです。
※骨折はなかったものの、『足首を捻って、靱帯損傷』をし、ギプス固定の方はあり、頻度も高い場所ですし、統計的にも多かったです。(軟部組織の損傷として数に入れています。)
さて、2例の『下腿骨骨折』は、『弁慶の泣きところ』に近い場所で、こちらも運動をしている学生さんですが、前兆『炎症による痛み』はあり、1例は運動制限したにも関わらず、残念ながら運動でダッシュの際に負傷、もう1例は我慢し続けて、着地をした際に負傷した症状でした。
ちなみに、『弁慶の泣き所』付近の炎症は多く、こちらは私が感じるに女性の方が多く、こちらも男女差が出ます。←しかし、こちらに関しては医療文献的には?分かりませんが、当院ではそう感じますし、男女ともに同じ運動クラブを指導された先生と話す機会で、先生が感じておられたことなのです。
というふうに、やはり日頃の運動の中で『負傷する』ことも多く、運動クラブ生も来院していただていますから、このような症状に出くわすことも多いかな?と考えています。
上記の症状ともに『骨折』が一番酷い状態ですが、これもいわゆる『骨折の手前』として治療したことも含めたら、多数になりますから、運動と結びつく非常に多い症状です。
少しは、『接骨院らしいブログ』ですかね?
気合いを入れて書いてますから(笑)長くなっていますが・・・・・・・
最後に『肋骨骨折』 昨年は3例ですし、全てが何らかの状態で転倒して『直接胸を打ち』損傷した結果でした。
胸をうち、呼吸がしにくい、咳ばらいができない、寝返りが痛くてできない状態が続けば、『肋骨大丈夫かな?』と思ってもらって、大丈夫かどうか治療されることをお勧めします。
ちなみに、肋骨も直接打つだけでなく、咳のしすぎ、くしゃみのしすぎ、ゴルフのスングのしすぎで負傷することもあり、わたくし事ですが、先月中旬この時期のアレルギーで『くしゃみ』が続き、寝返りが辛いぐらい痛みが出てました。
当院の超音波観察機(肋骨は分かりやすいです。)で自分で診ましたが、大きな損傷でなく、1週間『くしゃみ』に気をつけたら治った程度でしたが、『くしゃみ』、『咳』も気をつけて頂きたいです。
長文でしたが、お付き合いありがとうございます。
せっかくなので、『パート3』へ続きます。
先月に一度、去年、当院で『外傷(けが)』で治療をさせていただいた統計をとり、そこで気付いたことをブログにしましたが、たいぶ時間が経っていますが、『パート2』
http://www.yamane-sekotsuin.com/case/index.html
パート1は『手を衝き負傷する』手首から肘関節までの話でしたが、今日は『骨盤』、下腿骨(膝から下の骨)の話を中心に書きたいと思います。
骨盤 骨盤と聞いて『えっ 接骨院で骨盤の骨折の患者様来るの?』と思われた方・・・・そうです、骨盤が大きくバキッと折れるものはこの2件のうちでも該当しません。

『↑骨盤骨』の模型です。
特に大きくバキッと折れるのであれば、大きな交通事故など、こちらも大きな衝撃がないと折れませんし、これだけ救急医療が発達していると接骨院には運ばれてこないと思います。
しかし、今回の2例は、骨盤に筋肉が付くのですが、そちらに力が大きくかかり、骨盤の成長線がずれたり、骨が少し引き延ばされた状態のものです。(骨の端のほうにはなります。
少しイメージしにくく分かりにくいと思います。原因が、意外と身近なことでして、よくあるのが『短距離そうでダッシュをした瞬間』です。
ですから、運動会の時や、運動クラブでランニング(特にダッシュ系)が多くなった時の、中、高校生、『男子』に良く見られる症状です。
『男子』と書きましたが、これは女子に比べ骨組みや筋肉量が違い、またこの年代から筋肉からのパワーの差も出てきますから『男子』の症状になりますし、こちらは医療の文献にも書いてある、実際の治療現場と一致する症状です。
骨に異常なくとも、股関節の筋肉の付く場所(←こちらは診るポイントがあります。)炎症したりもあり、かなり多くの運動クラブの男子学生さんに多い症状です。
治療は歩くのも大変なこともありますから、『安静』にするため、松葉杖歩行や、骨盤を晒を巻くことで固定や骨盤ベルトを巻くなどで治療しております。
後、リハビリのポイントはありますが、こちらは今回は省略です。
つづいては『下腿骨』ですが、こちらは膝から下の骨です。

実は、こちらは右足で右が『腓骨』(下が外くるぶしになります。) 左が『脛骨』(下が内くるぶし)です。
特に多い怪我としては『足首を捻り、外くるぶしの骨を剥がす骨折が多いところですが、去年は『足首を捻り、靭帯、関節損傷でとどまり、この骨折は珍しくなかったです。
※骨折はなかったものの、『足首を捻って、靱帯損傷』をし、ギプス固定の方はあり、頻度も高い場所ですし、統計的にも多かったです。(軟部組織の損傷として数に入れています。)
さて、2例の『下腿骨骨折』は、『弁慶の泣きところ』に近い場所で、こちらも運動をしている学生さんですが、前兆『炎症による痛み』はあり、1例は運動制限したにも関わらず、残念ながら運動でダッシュの際に負傷、もう1例は我慢し続けて、着地をした際に負傷した症状でした。
ちなみに、『弁慶の泣き所』付近の炎症は多く、こちらは私が感じるに女性の方が多く、こちらも男女差が出ます。←しかし、こちらに関しては医療文献的には?分かりませんが、当院ではそう感じますし、男女ともに同じ運動クラブを指導された先生と話す機会で、先生が感じておられたことなのです。
というふうに、やはり日頃の運動の中で『負傷する』ことも多く、運動クラブ生も来院していただていますから、このような症状に出くわすことも多いかな?と考えています。
上記の症状ともに『骨折』が一番酷い状態ですが、これもいわゆる『骨折の手前』として治療したことも含めたら、多数になりますから、運動と結びつく非常に多い症状です。
少しは、『接骨院らしいブログ』ですかね?
気合いを入れて書いてますから(笑)長くなっていますが・・・・・・・
最後に『肋骨骨折』 昨年は3例ですし、全てが何らかの状態で転倒して『直接胸を打ち』損傷した結果でした。
胸をうち、呼吸がしにくい、咳ばらいができない、寝返りが痛くてできない状態が続けば、『肋骨大丈夫かな?』と思ってもらって、大丈夫かどうか治療されることをお勧めします。
ちなみに、肋骨も直接打つだけでなく、咳のしすぎ、くしゃみのしすぎ、ゴルフのスングのしすぎで負傷することもあり、わたくし事ですが、先月中旬この時期のアレルギーで『くしゃみ』が続き、寝返りが辛いぐらい痛みが出てました。
当院の超音波観察機(肋骨は分かりやすいです。)で自分で診ましたが、大きな損傷でなく、1週間『くしゃみ』に気をつけたら治った程度でしたが、『くしゃみ』、『咳』も気をつけて頂きたいです。
長文でしたが、お付き合いありがとうございます。
せっかくなので、『パート3』へ続きます。