ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

肘の外側

2015-03-12 14:28:04 | 気付き
皆様、こんにちは。


今月の気づき①は、少し症状を絞って、『気づいたこと』


・野球肘の『外側型』について

 野球肘には、大きく分けて『内側型』、『後方型』、『外側型』と3つに分けられます。


それを今日のブログで詳しくと言うのでなく。

※治療の時の判断は非常に大事なポイントです。


いや、何を思ったのか・・・・3人の現高校1年生の話なんですが・・・


①小学校の時に、すでに『野球肘外側型』を数件、医療機関に行って来られて、当接骨院ではどう思われますか?で1度来院。肘の外側負傷で、話をしたら、やはりどこも同じことを説明で、野球より治療に専念しますということで、1回きり。久しぶりに、高校生になり、最近、違う場所の負傷で来院。

肘のことを伺うと(覚えてもらってましたか?保護者さん。はい、肘の外側負傷なのでしっかり覚えていましたと・・・)


手術はせず、半年(小学校6年生からちゅう1ねんせいの夏休みまで)投球禁止。投手はあきらめ、ちょうど1年前経過の診察は終了。辛い時期はあったものの、中1年生秋からはしっかりできたと・・・


②秋に違う箇所で治療の時に、自分の故障個所は肘もあるので、悪くなったらお願いしますと言っていた高1年生。2月に入り、肘を負傷され来院。中学の時に痛めた影響はあるものの(負傷箇所が普通より強度だったため・・・)、再発はしていないと当接骨院では判断。今週から、投球再開はしています。

この学生さんも、中学校の時に肘の外側型を負傷←秋に念のため、診ていて少し投球による肘の動きが悪くなっていたので、問診、診察で肘の外側負傷歴ありますか?と聞くと、はい


中学生の時、9か月の投球禁止。も、手術はしなくていい型だったと・・・


③当接骨院、肘負傷で中学校2年生で来院。『外側型』と診察し、専門医に検査を依頼すると、少し珍しい症状でした。半年の投球禁止。当接骨院で、症状確認定期的に、投球に対する下半身トレを治療に入れて、定期的には専門医と連携をとりながら・・・その後、去年、高1になり他の箇所負傷で来院も、肘は大丈夫でした。


この3人に共通すること


・長期の投球禁止。


・手術には至らなかった。



・辛い時期がありましたが、高校1年現在、本格的に『野球』をしている



当接骨院で治療した人ばかり小ではありませんが、改めて『早期発見、早期治療』の重要な場所だなと思いました。


一番辛い場合は、外側型は手術になったり、野球生命も・・・と言われている場所です。


縁があって学生野球選手も、診えますので、治療の際の鑑別と当接骨院でも『エコ-検査』で症状把握をしております。


早期発見を目的に、福知山市野球協会さんは、毎年福知山市医師会さんとの連携で、野球肩、肘の検査をされていますし、20年以上になるそうです。


今年から『エコ-検査』も導入とのことで・・・地元新聞に載っていました。


この時期はうちに来られる野球少年も多くなります。


少しでも、そういう面でお役にたてますように、日々の診療もしっかりしていかないといけません。


そして、肘の外側型の患者様の場合、『長期安静治療』は必要になりますし、やりたい時期でしょうが、治療をすれば、復帰できます』というフォローもしないといけませんね。


好きなことを続けてもらうために・・・


3人の高1年生から、感じたことでした。






今朝は朝から久しぶりに『明るい、日差し』があります。


かなり寒いですが・・・


日が照ると、やっぱり良いもんですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする