ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

ギプス固定が必要な足関節捻挫のリハビリ・競技復帰までの1例

2019-12-19 20:26:30 | 気付き
皆様、こんばんは。


今年の8月~11月に気づきでも書いていました、『足関節捻挫』の程度が強い症状の方。


高校生、野球部なのですが、固定からリハビリ、競技復帰まで指導者の先生に方向性をつけながら進めてほしいと言われていた『足関節捻挫』の治療、リハビリのメニュ-の1例を。


・足関節ギプス固定3週間。


・10日目 包帯交換できる固定に変更。
 10日~3週間目まで、足関節の曲げ、伸ばし、腫れ除去テクニックを包帯交換の時にする。


・3週間目 ギプス固定除去→サポーター2種類でリハビリ開始

・大きなサポーター 練習以外の日常生活で使用←ずっと

・スポ-ツ用サポーター 少しづつリハビリ
 1週間でウォ-キング、ジョグ←距離時間が分かるように、陸上部トラックで
 座れるようになる。←内野手、捕手の格好に。←結構大事で、これができて野球のポジションにもっていける。


公式戦最中で、少し急ピッチで仕上げつつありましたが、残念ながら敗退にて、


リハビリぺ-スになりました。(治療としては無理なく良かったと思います。リハビリぺ-ス・・・リハビリを1つ1つクリア(できない場合、できるまで?待つ?)し、日にちでメニュ-を追加していく。


6週目 完全に歩行はしっかりできるようになりました。←ここから競技復帰リハビリ。


6週間目 自分で練習のウォ-ミングアップをする。←練習に近づきますし、結構、メニュ-の種類が多く、競技復帰にも良いです。

(できる範囲)のラントレもしていたら、ジャンプはクリア。ジグザク走もクリア←運動靴。


~8週目まで。

※足首内返しで負傷なので、『前後』の動きは許可します。横の動き以外はすることを増やす。

・正面ノック


・スパイクを履いてのダッシュ

8週間目で、指導者の先生に考慮(できる範囲を伝える)してもらい、全体練習8割復帰。


8週間目~


・ベースラン二ング、運動靴→スパイクへ徐々に・・・←この時点で10月中旬。


プレ-中だけ、サポーターをしてこの時点で普段の生活は、サポーターなし。


11月は毎週1回は練習試合という予定で、今シ-ズン中の試合復帰を目指しました。


10月中旬から11月にかけて、スパイクもはき、全ての練習をこなす。


公式戦後1か月、練習試合なく十分、野球の練習もでき、練習試合に備えました。←これもタイミング的には良かったです。


11月、練習試合


その野球部練習名物、坂道ダッシュ、長距離トレもここで復帰←このメニュ-を後回しに、実戦復帰を優先に順序経てできました。


ほぼ任せていただき、ここまで経過みながらできたこと、


運動クラブ生患者さんが、かなり前向きだったこと←色々考えて、リハビリをしてくれました。一瞬、進み過ぎてストップをかけましたが・・・


保護者さん、全面協力のもと←これも大きかった。


今年、『怪我の治療』の大きさでも3本の指に入る程度でしたが、↑こうしてスポ-ツ復帰まで見た1症例でした。


実はここの野球部、この1年で足関節捻挫3件、肉離れ2件、軽、重の損傷の程度は様々ですが、↑のように治療、対応しています。


こんな感じで運動クラブ生の怪我の治療、対応、競技復帰まで『治療』としてさせていただく時もあります。


そうそう、阪神の島本投手が、母校に来られていたみたいですね。



 

コメント
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