日本酒で月の桂だったのだが 今はバランタインの17年を飲んでる。京都に行って何をしてるのか?と言われたら 古本屋行って時計屋行って100均行って酒飲んでるだけw あーでも昨日は嫁はんとピザ食べに行ったぞw・・てそんなん東京でもできるやないか?と言われそうだが 実際そうなんだから仕方ない。また古本屋出撃して3冊ほど買い込んできた。きものに強くなる 家庭画報社刊 いつの版か不明 定価2900円だがまあ100円 同性愛と異性愛 風間孝・河口和也著 岩波新書刊 2015年2刷 暗黒・中国からの脱出 顔伯釣?著 文藝春秋刊 2016年初版の三冊。若い頃 手描き友禅の職人になろう・・と思ってた人がなんで きものの本とか思われるだろうが あたしは反物までの工程しか経験してないわけで 仕立ててきものになって着られる部分にはうといのである。まあ再学習というか 反物がどうなるのか?という興味はあったので買ってみたが 知らない事が多すぎるw 工芸としての着物にはかかわっていたのだが 和服というレベルではほぼ初心者なので こういう基礎の本は面白い。同性愛と異性愛・・はなんとなく面白そうなんで買ってみた。同性愛の人の心理ってさっぱりわからないので あたしの好きな某エッセイストさんもソチラ側なんで理解しておくに越したことはないな・・というところか。ボールペンで傍線が引いてあるので 大学の副読本らしい。暗黒・中国からの脱出だが 中国本は読み捨てるにはなかなか面白いのである。持ってたい種類の本ではないが 隣国の独裁国家だ。ひとつの見方だけではまずいだろう・・と思うので買ってみた。京都は曇り。降るかな?とは思ったが降らなかった。が明日は大阪で実家行って呑みなんだが ちょうど台風直撃である。京阪電車大丈夫かよーとか思うが まあ行くだけ動いてりゃいいや 止まったら実家泊まればいいんだし・・ときわめて呑気んさのである。
どこがメンタルヘルスだよっ!と怒られそうだが 時計を修理した帰りに古本屋行って 何冊か買い込んできた。麻生圭子 京で着物あそび 集英社刊 2008年 ちゃんと作れる和食 柳原一成著 マガジンハウス刊(BOOKOFFの800円の値札あり) 2006年初版 ツァラツゥストラ上・下 ニーチェ著 光文社刊 2011年 2010年版の関西版マップル(普通の道路地図w)で5冊。こんだけ買っても500円 少年Hの上下があったので迷い中。それにしても京都の古本屋はすごい。なんせジャンルが多彩なだけでなく安いのだ。重いので一度戻ってきたが まだ欲しいのはある。昨日買ったヒロ・ヤマガタの画集は定価が3500円なんで これが100円てのは美味しい。また東京まで重たいキャリーバッグを引きずって帰るのかと思うと少しうんざりするがw 安物(ヤフオクで980円で買った)なんでいつ空中分解するか不安なのだ。さてまたお宝探しに出撃するとするか・・戻ってきたら戦果報告であるw
朝から嬉しい事があった。数週間前に部屋を片付けてたら 行方不明だったセイコーのダイバーウォッチが出てきたのだ。もちろん電池切れで止まってるんだが・・電池を使う機器というのは 長い間入れっぱなしにしておくと液漏れして機器ををダメにするんだが 時計の電池は比較的それが無い。で 立川のデパートの百貨店の時計売り場で交換してもらおうと思ってたんだが なかなかついでがない。で 今は京都だが 明日は大阪京橋に行くので ついでにどこかのデパートの時計売り場に持ち込むつもりで持ってきた。ヨドバシカメラとかビックカメラとかロレックスみたいな高級時計売ってるところでも販売はしてても修理は全くダメなんでもうデパートか個人のマニアックな店しか無い。この時計 あたしが学生時代にどうしても欲しくて バイト代貯めて必死の思いで買ったダイバーズウォッチだ。当時2万数千円だったから それも定価だから清水の舞台から・・って感じで買った あたしの高級時計だ。なので普段仕事とかは安い時計で ここいちばん・・て時だけ使ってたんで程度がいい。引っ越しで行方不明になってたんで 電池が切れた状態で10年以上放置してあったわけだが。絶対液漏れしてもうオーバーホールしてもダメですねぇ・・と言われると思ってたが 万が一・・で電池交換してみようと思ったのである。腕時計って好きで それも数千円の安い奴が好きだ。知人が50万のロレックスとかしてるが 羨ましいとも思わない。あたしにとっては この思い出のダイバーズか それこそ飛び降りる気持ちで買おうか?と思ったのはブライトリングのナビタイマーである。あの航空計算尺がついてるあれだ。機械式時計ならあれしかない・・のだが飛行機は大好きでゲームもフライトシムしかしない飛行機オタだ。が 今のパイロットはあんな面倒くさい時計はしてない。搭載されてるGPSとコンピュータで飛んでるので あんな計算尺はそれこそ昭和までの遺物だ。でも格好いいんだがw がいろんな腕時計してきて思うんだが多針の腕時計は見にくい。それにあたしのライフスタイルから合わないし 大体ヒッピー崩れとまで言われるので似合わないw せいぜいハミルトンのカーキくらいがいいところである。そのカーキも今はクォーツだが・・ で似合わないのを自覚したのでブライトリングは投げた・・つーか 明日死ぬかわからん体に100万の機械式時計はおかしいだろうし そんな金は無い。精度て点で言えば カシオの電波クォーツが一番 これは2万もしないのだがヤフオクで2千円ちょっとで それもソーラーの電波アナデジを買ったんだが これも似合わねーw おまけに機能が多すぎで説明書が無いと使えないし 何より機能ボタンがだんだんやられてくる。所詮使い捨ての日本製だ。高級時計と言われてる機械式時計にはかなわない。だがロレックスは嫌だ。となればこの止まったセイコーを動かすしかない。が もう数十年前のモデルだから部品は無いだろう。ダメなら逆輸入のセイコーの同じ顔した機械式ダイバーズが2万円であるので それを買おうと思ってたが 青春の一ページの時計はなんとしても動かしてみたいわけ。大阪か京都四条のデパートの・・って思ってたら 出町の商店街に昔ながらの時計屋さんがある。あーこういうところは職人気質の店主がいて必ず直す・・・とかあるようなぁ・とダメ元で持ち込んだら 1500円と消費税であっさり直った。奥さんが接客 ご主人が修理って いわゆる町の時計屋さんだが 技術はすごい。これ古いから 本当はパッキンとか交換しなきゃいけないんだけど もうメーカーから部品出ないから 潜水には使わないでね・・とw まあ陸の上でしかつかわないからなんの問題もない。で少し話してたんだが 動かないセイコーのエクシードを分解して内部のコイルの断線を見つけて修理した・・とipadで画像見せてうれた。ほんまもんの職人である。もうあたしの時計は全部ここで面倒見てもらおうと思ったのである。京都市上京区河原町今出川上がったところの出町桝形商店街にある 時計・眼鏡・宝石のおがや・・って店である。他で修理断られた時計は是非ここに持ち込むといい。職人気質だが愛想のいい店主と優しい奥さんが解決してくれるだろう。さすが京都だ。であたしが普段何使ってるかと言えば カシオのA158っていう2000円しないが 電池が7年持つメタルブレスのデジタル・・といいたいところだが ではなくF91って千円しないウレタンベルトのこれも電池が7年持つやつ・・と言いたいところだが 本当はダイソーで買ったA158のパクリの300円のデジタルをしてるのだよw まあ 今日直ったセイコーのダイバーズだが 最後の一葉ではないけど これが修理できなくなったらあたしは死ぬだろうな・・とぼんやり思うのである。直ってきて チキンカツを買ってきて 昨日買った月の桂で純米で祝杯をあげた。あの時代が今ここにある。ありがたいことだ。おがやの主人に感謝である。