私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

これも失敗

2021-06-09 06:08:52 | メンタルヘルス
どうも血圧・心拍共に高い。まあ そりゃどうでもいい。先の京町家の四季は amazonで町並の検索にお薦めされた本だが 同時に井形慶子の本もお薦めにあった。この人の本は4冊くらい買ってる。まあ安かったのと吉祥寺とロンドンてキーワードで買ったわけ。突撃!ロンドンに家を買う、よみがえれ!老朽家屋、老朽マンションの奇跡、東京吉祥寺田舎暮らしの4冊。吉祥寺の井之頭公園の隣に住んでたし 吉祥寺の近鉄の裏にあったファミリーてJAZZ喫茶には仕事の帰りに通ってたし いつかはこんな店出したいな・・と嫁はんをバイトに送り込んでたw 店主は写真家の安達さんで その母上がママで実質的に切り回してた。この人がすごくいい人でアットホームないい店だったがJASRACがレコード片面につき200円の著作権料払えとか言い出して JAZZ喫茶はほとんど潰れた。にもかかわらずなぜか京都の出町柳には営業してるとこがあるのが不思議だが・・京都と言えば 関西フォークの中心的な店であった同志社の近くのほんやら洞も火事で焼けて終わった。東京国分寺に そののれん分けみたいに ほんやら洞があるが ここはフォーク歌手の中山ラビさんが切り回してる。あーそれたそれた。で 借り出してきたのは 古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家 新潮文庫 初版2004年だが 単行本は2000年に大和書房から出てる。で なんかタイトルが嫌なんである。amazonのマケプレを見ると状態の良い単行本が1円で出てる。単行本は重版してるらしく2380円だ。大体井形氏の単行本は1円ばかりなので そんなにつまらんのか?と思ったのでポチる前に図書館で検索したらあったので借りてきた。読後感想は後にするとして 井形慶子氏って何者?と検索してみたらウィキによれば78年に 雑誌 私の部屋の編集部に入って10年後にミスター・パートナーて会社をこさえて 同名の雑誌を出して編集長におさまってる。私の部屋は知ってるが こっちは知らない。まあ私の部屋って洋風の甘いインテリア雑誌だったわけだがw さて感想である。古くて・・を読んで井形慶子の本は全部捨てるか古本屋行きが決定だが 古本屋で1円なんで引き取ってくれるかどうかすら怪しい。内容はイギリスの家・暮らしさいこー 日本の家・暮らし さいてー・・という内容だ。他にも子供の教育やら 夫婦の関係性とか 高層の公共住宅はスラム化するので取り壊したとか とにかくイギリスは良くて日本は悪い・・の一点張りなのだ。読んでいてうんざりした。あたしは学生時代と最初の仕事が京都だったので京都の町並みの美しさは良く知ってる。日本の古い町並みは素敵だから 日本の原風景町並とか 歴史的文化遺産日本の町並み・・なんて本を買うわけだ。確かにイギリスの工業製品 バイクならBSAやトライアンフ、ノートンは大好きだし 車ならロータスやジャガー、アストンなんか大好きで トライアンフ買えないからホンダの500のツインに乗ってたり 車は英車のライトウェイトオープン2シーター 70~80年代のミュージックシーンなんか大好き。最近ではBBCのトップギアて車番組で見るイギリスの田園風景にうっとりするけど なんでもイギリスがいいとは思わない。100年以上持つイギリスの家・・20年で取り壊す日本の家とおっしゃられるけど 向こうは石でこっちは木だ。耐用年数が違うのは当然だ。町並だって 大都市 まあ東京に関して言えばちぐはぐでケバケバしいので統一感はゼロだが 京都の古い町並を知ってるあたしとしては はぁ?だ。結局この人は東京とイギリスを比べてるだけ。自分の足元のごく一部を見て日本はダメ イギリスは全てが良い・・とおっしゃる。こういうのを木を見て森を見ず・・というのだと思う。吉祥寺とイギリスの現状の話だけなら良かったのだが 比較しだしてダメ出しされるいわれは無い。ちなみに 井形氏 武蔵野にイギリスのカントリーハウス風の家を大手ハウスメーカーで1980万で建てたらしいが 多分武蔵野市というか吉祥寺だろう。これについても本が出てるけど読む気にもならん。日本の町並みをぶっ壊してるのは自分だという認識すら無いらしい。英国では子供に勉強しろとは言わないが結果は自分で・・とか言うが あたしも言われたことはないが ちゃんと自分の道を歩いてる。イギリスではまず夫婦が最優先されてるが 日本は金稼いでくる旦那に専業主婦の・・とおっしゃるが うちは嫁はんと共働きで分担して家事もしてるし夫婦が最優先 高層の住宅はスラム化するというが うちは文教都市なんで高層住宅でもきちんと管理が行き届き犯罪もない。もうこの人の考え方は変な新興宗教と同じ。自分の足元しか見てないで全否定してあこがれを美化してるだけだ。で同じような本を100冊以上出してる。数出せばいいというものでは無い。amazonの書評なんか見てると 同じネタをあちこちで使いまわしてるし 誰かが言ったみたいな内容が多いそうな。やっぱり宗教だ。さて ここまで書いて イギリスと書いてきたが 前にも書いたがイギリスは和製英語でグレートブリテン・北アイルランド連合王国というのが正式名称で 略称はUKだ。ブレイディみかこ氏が翻訳の講座に通って最初に言われたのがUKをイギリスと訳すな・・だが 井形氏の本は全てイギリスである。信仰と言うのは恐ろしいものだ。事実を事実と認めないところに怖さがある。まあ怖いもの見たさで 武蔵野に建てた家の本が図書館にあれば借りてみようか?とは思うのだがw まあ そんなにイギリスが好きなら移住すればいいのに・・と思うが武蔵野にカントリーハウスもどきの家建てちゃったから多分出て行ってくれないだろうなw
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失敗した

2021-06-09 02:44:39 | メンタルヘルス
ちょっとメンタルも体調も悪くて しばらく本から遠ざかっていたのだが また読みたい病で 古本を買ってる。最近買ったのでは 船曳由美氏の黒川能が千円ちょっとまで落ちたので2冊目 同じく船曳由美氏の100年前の女の子が送料入れても300円だったので買った。これも2冊目だけど気に入った本は保管用と読む用で何冊か買うし 読んで欲しい人に差し上げたりするので何冊か買うのだけどヤフオクにも出てこないような絶版本は もうえいやっ・・と買うしかない。そういう可能性のある本はなんとなくわかるので予備を買ったりするw さて 今回の本だが 元々は日本の原風景町並・・て光村推古書院の本読んでて(買った)町並で検索したら杉本節子氏の本がamazonのお薦めリストに出てきた。杉本節子氏って フランス文学者の杉本秀太郎氏 京都では有名な杉本家住宅の当主で(杉本家住宅は重文だ)洛中生息を書かれた人の次女で どんな本?と思ったが amazonで1760円もする上に161ページしかない。出版は2000年だ。で まずは図書館で検索したらあったので 即予約に入れて月曜に取ってきた。とまあ ここまでは良かったのだが よく確認しないで「京町家の四季」ってタイトルで検索してヒットしたので 予約したんだが 取ってきたらなんか違う。 タイトルは同じ京町家の四季だが 著者は松本祐佳 出版は京都のかもがわ出版で2003年初版 変形横長で2200円もする。著者は1941年生まれだから もう80か・・内容はというと 絵手紙に句が書いてあるようなもの。悪くはないのだけれど挿絵がどうにもいただけないし ちょろっと書かれてる文もある程度京都を知ってる人ならわかるけど そうでなければさっぱりだろう。まあ著者略歴を見れば児童文学の方らしいのでいたしかたない。挿絵は水彩だが まあ絵手紙。挿絵が素晴らしいのは あたしが好きな寿岳章子氏著/沢田重隆画の京に暮すよろこび 京都町なかの暮らしがお薦めだ。沢田重隆氏のモノクロのペン画が京都の町家を見事に描いている。ハードカバーの方は草思社で 92年と88年だから もう程度のいいのは少ないが文庫版も出ている。というわけで 京町家の四季は大失敗であった。図書館で借りるときはちゃんと著者まで確認しようねと肝に命じておく必要があるw さて 予約に入れてあった 田舎のポルシェ 篠田節子著が準備中になった。 21年4月初版なので新しい。あんまり小説は借りないのだが これはロードムービーぽいので 楽しみである。この手の話が好きなら ジャック・ケルアックのオン・ザ・ロードもお薦めだ。
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