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2021-06-15 11:46:05 | メンタルヘルス
メンタルヘルスなのに 書いてるのは小学生の読書感想文なので笑っちゃうのだがw さて これも友人が貸してくれる週刊誌の書評から拾った本。田舎のポルシェ 篠田節子著 文藝春秋刊 初版2021年4月だから新しい。なんか記憶にある著者だな‥と思ったら 女たちのジハードで直木賞取った人で これは持ってる(どこにあるかは知らんw)のだが 後書の著者略歴を見たら すばる新人賞、山本周五郎賞、直木賞、柴田錬三郎賞、文部科学大臣賞、中央公論文藝賞、吉川英治文学賞・・てすごい経歴。叙勲も受けてるし・・というすごい経歴だが 本書はさらりと読めるある意味エンターテイメントだ。元々オール讀物の2020年後半に短期連載されてた中編を3つ合本したもの。いずれも タイトルが車がらみだが 車にからめて家族関係を描いてる 映画でいうところのロードムービー。タイトルにもなってる田舎のポルシェ・・って スバルサンバーの軽トラのことで なんでそう呼ばれるか?というと ポルシェで有名な356とか911がリアエンジン・リアドライブなのだが サンバーも同じ駆動方式なのでそう言われてる‥ても車好きじゃなければ なんのこっちゃだがw 2つ目のボルボは多分740のエステート 3つ目のロケバスアリアはトヨタのコースター・・と当たりが付く。まあ 売れっ子作家さんなんで 小難しい話かと思ったら楽しめるエンターテイメントで映画を観てるような感じなのは面白い。あたしは4時間ぐらいで読んじゃって 2回目を読んだが これ面白いけど図書館にあればいいや・・というレベルだったので返して来る。次に待ってる人がいるので貸し出しは2週間だが実質2日で2回読んだのでもういい。ちょっと欲しい気はしたのだけれど 税込み1760円はやはり高い。あと1320円足せば何度も紹介してる 日本の原風景町並が買えるので(というかこないだ新本買ったんでお金ないw)まあいいかな・・というところだ。2本目のボルボを読んでて思ったのだけど 惚れこんだ車というのは嫁はんの次に大事な存在で気持ちはよくわかる。重くなりがちな家族の問題を車・・という切り口でさらりと読ませるところは上手いな・・とは思うが 小説は片岡義男か森見登美彦、万城目学くらいしか読む気になれない。一時期村上春樹を何冊か古本で買ったけど 途中で挫折というか投げた。面白くないのだ。本好きではあるけれど 山ほどある本の大半が京都、日本文化、ノンフィクション、エッセイだから非常に偏った読み方をしてるな・・とは思うが趣味の領域だからいいだろう。そのうち読もうと全集で買った(もちろん古本)源氏物語全巻もまだ積んであるが いつ彼岸の人になるかわかんない体なので さっさと読まねば・・と思うのである。
コメント
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