いつも使ってるマシンでメルカリにアクセスすると購入ができない事態になってる。常用してるブラウザはFirefoxだがバージョンが古いのか?と見てみたら最新。が よく見たら32bit版・・・まあCPUがペンティアムデュアルコアのE2180なんて骨董品なんで 32bit版の7を入れて10にしたのかも知れないが。とにかく32bit版ではログインすらできなくなってる。キッチンで音楽聴くだけに使ってる更にボロのE2160は64bit版なんで これに最新の64bitFirefoxを入れたら普通に使える。メルカリ使ってる人の大半はスマホからだと思うがPCからだと こんな変な現象で頭抱えることになる。スマホ持ってるけどPCの方が使い勝手がいいのでほとんどスマホは使ってない。通話はアンドロイドだがガラケーだ。スマホの電池の持ちの悪さに辟易してるし オンラインチケットかMAPくらいしか使わないのだけど 嫁はんのアクオスの電池が3~4日持つので 買い替えようかなぁ・・とも思うが困ってないので放置。やっと東京も神奈川も新規感染者が減ってきたので 明日からまた病院通いだ。
どちらも 平安建都1200年記念出版 小学館刊 先の方は(以降 便宜上 正と称する)1994年初版 続は1995年初版だ。記念出版だから重版されないし そもそもどちらも2900円と高価な本。セミハードカバーで上質紙 著者というか監修が 裏千家家元の千宗室氏と 森谷 尅久氏という豪華な顔ぶれで凝りに凝った本。京都って条坊制なので南北と東西の通りで桝目に区切られてるので 通りを知ってれば あああの辺ね・・と当たりが付く。めったに乗らなかったけどタクシー使うときに観光地以外町名言っても まず聞き返されるのがオチだ。接してる通り+近い交差する通り+上ル(北)下ル(南)東入ル 西入ると言わなきゃダメだったが。東京なんかだと住所知ってても行けないんだが京都は通りの名を知ってればどこにでも行ける。 昨今はスマホがあるから日本全国迷うことはないだろうがw あたしが住んでたのは上京の日蓮宗本山の立本寺の近くなんだが 町名は一番町だ。歳いった人なら上京の一番町でも通じるだろうが この人どこの人や?と思われそうである。場所的には七本松中立売下ル‥と言えばそれでいいのだが 郵便はその後に一番町なんたら・・と書かなければいけない。古い人に上京の一番町で通じるのは 七本松通りって以前は歓楽街だった千本通の一筋西なので千本中立売はすぐそこ。千本中立売って歓楽街というか 戦前は遊郭街だったので1番町から7番町まである。あたしは西の外れにいたわけだが 水上勉の五番町夕霧楼の碑まで10分もかからない。戦後は千中ミュージックてストリップ小屋や 洋画エロ映画館の西陣キネマ 今もある一部の人達ご用達の千本日活てピンク映画館とか まあ西陣で働いてる人たちの歌舞伎町みたいなエリアだったわけ。七本松通は西の寺町と言われるくらい寺が多いので静かだが。戻るが京都の通りの言われと歴史と通りの地図が書いてある本。京都の人が京都の人の為に書いたような本なんで 観光ガイドには絶対ならない。正で洛中とその周辺をほとんど網羅してるので あえて言うなら続は無くても事足りる。この2冊 ほんの一か月前位までは手ごろな値段であった。amazonで 正が400円台 続が350円位だったのだが 売りつくしたのか既に1000円超えてる。続ですら850円からだ。この2冊をまとめて大判のビジュアルワイド版としたのも出てる(森谷 尅久氏監修 小学館刊 2003年初版 これも重版されなかったらしい)が 古書で大体1500円くらいから。もっとも定価3800円だから十分安いのだが。地図の見やすさはビジュアルワイド版の方が上なんだが 京都らしさ‥と言う点では先に出た方が上。ビジュアル版の監修に千宗室氏は関わってないようだ。あたしは若い時代京都に住んで仕事してたから なんとなくは知ってた通りだがとても全部は知らないので買った。読んでみたらすごくいいので こりゃそのうち高沸するだろうなと思ったので安いのが出るたびに買ってたので 正も続も数冊本棚にあるw (杉本秀太郎氏の新編洛中生息なんか既に絶版なので540円の文庫に1400円+送料で1757円も払ったが 今見たら3990円になってるから恐ろしい) まあ余程の京都好きか地元民以外には ほぼ必要のない本だが奥が深い。京都の通りの本としてはこれがベストと思うが そうだ京都に住もうwという人以外にはただの高い古本なのが惜しい。うちの図書館にあるか?と思ったらあったので 程度を見るために借り出してきたら美本。収蔵が書架ではなく書庫なので借りる人はあたしみたいな京都に戻ろうとしてるオタク以外いないのだろう。こういうのは時々借りてあげないとそのうち除籍になっちゃうので定期的に借りることにしている。うちにも岡山の図書館を除籍になった正がある。京都に優しいあたしだw 戻るが内容では ほとんど写真が無く京都出身の画家 山谷和弥氏のペン画なのもいい。ビジュアルワイド版は写真が多くなる。まあ これも持ってる。どちらも欲しい人は今のうちに買われることをお薦めする。