金原ひとみ著 集英社刊 2022年1月初版 1650円 小説読まないあたしが なんで?と思われる方も多いと思う。実は先の新疆ウィグルがらみの本を含む4冊を返しに行くついでに残り3冊が予約待ちに残ってたんで 見たらこれが準備できました・・になってた。タイトルにも著者にも覚えが無いw これどこから湧いた?というわけだ。嫁さんが仕事の帰りに寄って来るよ・・というのでお願いして手元にあるんだがどう見ても小説なので読む気がしない。まあでも待ってまで借りたので一応読むか・・と。そもそも著者に覚えが無いので検索したら 蛇にピアスの人だ。芥川賞作家だ。でも あたしはこれを読んでないし読みたいとも思わないのでどうでもいい。で なんでこれを借りたか?というと多分週刊誌の書評に出ててちょろっとあらすじが出ててそれで面白そう・・と思ったんだろう。話としては主人公の腐女子の銀行員がゲロ吐いてるところをキャバ嬢が拾って持ち帰る。舞台は新宿。大体予想されるんだが キャバ嬢は妙に醒めめて部屋は汚部屋。主人公はそこで奇妙な同居を始めるわけで 前半はまあ面白い。友人に腐女子がいるので 彼らが何考えてるか興味もある。細かく書いちゃうと読む楽しみをうばうので書かないが 真ん中あたりから主人公の自分語りが増えてきてうーむ・・と思う。途中から加わってくる水商売のお友達というか関係者がみんないい人で微妙な感じでフォローする。ある種のトレンディドラマの裏版というか 2時間ドラマというか とにかくこれでもか・とイベントだらけで作り物感が半端ない。個人的にお水の人含めて裏側の世界に多くは無いけどお友達がいるので ああこりゃ作り話ね・・と思う。リアルはもっとぐだぐだです。もう不幸山盛りでお腹いっぱいで消化不良起こしそう。前半は平均点だが後半以降はうんざり。読み始めて半日で読んじゃったので個人的には1650円の価値はないと思う。あたしは図書館で借りたのでいいけど 本棚に置きたい本ではない。まだ返さないけどもう一度通しで読みたいか?と言われると微妙だ。多分このまま返すと思う。
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