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これは

2019-03-03 19:50:01 | メンタルヘルス
人生の暗部の更に暗部である。障害者まあ主に身体障害と知的障害の性について現実と独白で書かれたような本だ。なんでこんな本が書棚にあるのかは不明だが 多分amazonでの安さとタイトルにひかれて買ったんだと思う。セックスボランティア 河合香織著 新潮社刊 2004年初版。まああたしも障害者手帳2級を持つ精神障害者ではあるのだけれど 精神障害っても鬱やら強迫や不安障害なんで ちょっと強くなれば社会の中で普通ぽく生きていくことはできる。もちろん具合が悪くなれば 布団かぶって安定剤と抗鬱剤のお世話になるのだけれど。傍目には普通に見えるから精神障害者は変な人レベルで終わってしまうのだがw さて本書 性の介助・恋愛・結婚にわたってルポしてるのだが 問題が問題だけに 針の先をつつくような展開しかできてないのが弱いところだ。海外ルポもあるが通り一遍・・というところか。結局誰も障害者になる可能性を秘めているのに まあ実際障害者になる可能性というのは限りなく低いのだが それを想像できない・・というところに問題がある。更に言えば 想像してもそれを解決する手段が何処にも無いということだ。読んで思ったのだが 結局ルポして終わりだ。ただそれだけの本なんで期待すると裏切られる。あたし個人の感想から言えば これは障害者からの表向きのコメントであって 本音というか本質はもっと深いところにある。この問題が解決するのは人類が太陽系を飛び出せるように・・・いやそれでも無理かも知れない。興味がある人は読んで見るといい。健常さんには不快な内容だろう。
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