変わったものを読もう。World’s Best 10 Trails シェルパ斉藤の世界10大トレイル紀行 斉藤政喜著 山と渓谷社刊 2012年初版。小学館のBE-PALという雑誌でお馴染みのアウトドアトラベルライターのシェルパ斉藤氏が海外のトレイルを歩いた紀行記。半日もあれば読めてしまうので暇つぶしにはいいかと思う。アウトドアをやらない人には 車で行けるところをなぜ重い荷物を背負って 雨が降ったら濡れて行かなきゃいかんのか?と思うがw まあそこら辺は個人の趣味である。危険がいっぱいの冬山や春山を単独行して滑落してお亡くなりになった人が今年もいっぱいでたけど それでも自然は呼ぶ。それにこたえるように出かけていく人と繁華街で美味しい料理と酒を求めて出かけていく人の違いであって どっちがいいとか悪いとかいう問題ではない。さて斉藤氏 随分前からBE-PALに連載持ってたし あたしもアウトドア志向が強いから山暮らししてたのでよく知ってる。まあさっぱりとした文体で淡々と書いているのあーでアウトドア初心者には読みやすいだろう。まあアウトドアといっても 植村直己氏のように秘境に行きたがる人や 岩壁が好きな人 ただ山暮らしがしたい人 ほとんど放浪者のようなバックパッカーと色々で それぞれが好きな道を行けばいいと思ってる。あたしは バイク+アウトドアでまあ半ばアウトロー的な旅を経験(とはいっても普通に宿は取ってたから単なるライダーなのだが)してきた関係で あたしが行き着いたのは山暮らしである。斉藤氏も自宅は八ヶ岳山麓らしいし・・大きなミニバンにブランド物の大きな装備を積み込んでの休日アウトドアというのもお気楽でいいとは思うが やっぱり自分の足で歩くとか 自転車とか バイクとかで土地の空気の中を行くのはいいものである。まあ まずやってみることだろう。それが自分に向かないと思えば酒場放浪記でもいいのだからw 昔からBE-PALは買ってたのだが 次第にギア重視・・というか まあ時計で言えばロレックスつーか 服で言えばブランドというか そういうモノに走る雑誌になってしまい買うのは止めた。とりあえず最初はホームセンターの980円の寝袋でも2980円の怪しいテントでもいいかと思う。まずは始めてみることだ。BE-PAL 昔野田友佑氏がコラム書いてたころはそれなりに面白かった。山と渓谷みたいな本格登山ではなく 野遊びを楽しむ雑誌だったころは面白かったけど 最近のを友人が貸してくれるが面白くもなんともない。おまけに価格が2倍くらいになってるし・・元号が令和と変わるそうだが 昭和の時代はスマホもTVゲームも無かったからみんな野山で遊んでたわけで そういう元悪ガキには面白い雑誌だったが 平成あたりから金かけて遊ぶ趣味みたくなってだんだんつまらなくなって残念である。昭和は遠くなりにけりだ。
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