goo blog サービス終了のお知らせ 

無知の知

ほたるぶくろの日記

三井記念美術館『唐ごのみ』

2025-01-04 22:36:12 | 日記
今日は三井記念美術館へ。
三井家の所蔵品を鑑賞しました。
三井家が収集し伝えてきた
「唐」(広く中国の意)の書と絵画の展示。
「唐ごのみ」

ただ、メインはやはりこちら。

円山応挙筆「雪松図屏風」(国宝)

白い雪の部分は抜けなのです。
それなのに、この存在感。
実物を初めて拝見しましたが、素晴らしくふっくらと積もった雪。
その実在感は圧倒的でした。


中国の書画のなかでは、沈南蘋(しんなんぴん)(清 18世紀)の軸が目を引きました。


写実性もさることながら、
構成、漂う空気感に香気があります。
魅力のある絵だな、と思いました。

その他、書の拓本も興味深かった。
何年か前に東博で顔真卿と王羲之の書の展示がありました。
その時は私、書に対してあまり興味がなかったのです。
というよりも感性がなかった。

全くもったいないことをしました。
今回も両者の書はいくつか展示がありましたが、実に素敵。
最近書に対する親近感が増してきて、
あの時の展示をもう一度観られたら。。。

悔やまれます。

ところで、写真は撮らなかったのですが、こちらの展示室自体がまたすごい。
重要建造物に指定されているとのこと。
私は今回初めて拝見しましたので、部屋の造作に目がいってしまいました。

展示のない状態で、あの部屋自体をじっくりと拝見したものです。


2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほたるぶくろさんへ (Dr.K)
2025-01-05 10:20:30
新春早々、次々と美術館巡りをしているのでね(^_^)
 
この、円山応挙筆の「雪松図屏風」には圧倒されますね!
現物は、さぞかし凄いことでしょうね(^-^*)
返信する
Dr.Kさま (ほたるぶくろ)
2025-01-05 18:01:41
最近、観られる時に観ておかないと、
と頻りに思いまして。

それに心と身体の運動にもなりますしね。
東京の再発見にもなっています!
返信する

post a comment