今年はこのあたり彼岸花の開花が一週間ほど遅くおかしいことだと思っていましたら、キンモクセイも開花が遅れていることに気づきました。大体10月の10日あたりには甘い香りが漂うのですが、今年は昨日でもまだでした。つぼみは膨らんでいてそこはかとなく香っているのですがまだまだこれからです。やはり自然のリズムが崩れているのだなぁと感じます。
お掃除や洗濯をしながら季節が変わっていることを感じます。家の汚れの具合もお洗濯物の様子も季節で大分違います。汗をたくさんかくときはある程度の水を使いませんと汚れは落ちないものですが、今はもうそういうこともなくなりお洗濯は少し楽になりました。暑くて湿度が高いと水廻りの微生物も活発ですが、やっと今は落ち着いてきています。こちらも大分お掃除が楽になりつつあります。その一方で乾燥がすすんでいますのでホコリが気になるようになります。冬物もあわてて引っ張り出したり夏物をそろそろ片付け始めたりという作業もあります。
生活を維持する作業は直に季節を感じるもので面白いと思います。自然の営みを感じると言いますか、人間の側の変化も感じることができて奥が深いものです。家事を動く修行ということがよくわかります。修行=つらいことではなくてそこに真理や自然の奥深さを感じることができると言うことです。食事の内容も何が食べたい?と家族や自分に聞きますとやはりそこには季節の変わったことが感じられます。変化があるとは飽きなくて素敵なことです。だんだん鍋物も恋しくなってきました。野菜をたっぷり食べられるのでうれしい季節です。