今日も冷えています。氏神様の鳥居の外側にはお正月用のしめ縄が張られました。あともう一週間です。家内の掃除をいつもより念入りにしたり、片付けものをしたりしています。この時期は一年の総括なるものをするべきなのでしょうが、このところは年末に限らず常に反省状態なのであまりそういう気持ちになりません。ここにも書いたかもしれませんがふと何かのきっかけで過去のことをあれこれ憶い出しては冷や汗をかいたりすることも多いのです。
今年は偏西風の蛇行があります。極寒の大気が南下してきそうです。すでに日本海側の地域では大雪や暴風雨があって、御苦労されている方がいらっしゃいます。どうぞ無事にすごされますように。停電のときなどは寝袋が活躍しそうですね。
金曜日の地震にはどっきりしました。寝袋の件が思い出され、うちはまだ準備ができていないのでまいったな~と思ったりしていました。12日がどうとかいろいろ世間で取りざたされておりますが、自然に感謝をしながら淡々と年の瀬を過ごしていきます。
今日は氏神さまの神社が新しいお札を届けてくれました。毎年暮れにはそれを持ってお参りしてからお祭りしています。2012年ももうすぐ終わるのだなと実感します。今週宮忠さんから蘇民将来のお飾りと榊立てが届きました。さっそくお飾りは玄関に飾り、榊立ても新しいものに交換しました。以前のものは大分前に片方を割ってしまい、長い間ガラスの花瓶に片方の榊を生けておりました。またやっと形が整って気持ちがすっきりしました。
ところで今日ネットでいろいろ検索しているうちにちょっと怪しいブログに目が留まり、しばらく読んでいたのですが、その中で思いがけない記述を目にしました。その方がヒトラーは英語で発音するとヒッラーと聴こえる、と注をいれてあったのでした。確かにHitlerのtの発音を英国人の方は飲み込んでしまうかもしれません。そうすると「ヒーラー」と聴こえるかもしれません。
さらにヒトのY染色体ゲノム配列についてのサイトを見ていまして、なんとヒトラーのY染色体はまさしくユダヤ系の遺伝子型であることが証明されていることがわかりました。何とも言えない事実ですね。
こんな報道があります。
【ウィーン=石黒穣】世界保健機関(WHO)は11月30日、SARS(重症急性呼吸器症候群)の原因ウイルスとよく似た新型コロナウイルスに感染して死亡した患者が新たにヨルダンで2人、サウジアラビアで1人確認されたと発表した。
これにより感染が確認された例は両国およびカタールの3か国で合計9人(うち5人死亡)となった。
ヨルダンでは4月に肺炎で死亡した患者から採取してあった検体からウイルスが検出された。サウジアラビアで新たに死亡した患者は10月に感染しており、既に2人の感染が確認されている同一家族から3人目の感染者となった。
(2012年12月1日13時01分 読売新聞)
新種のウイルスが流行り始めているようです。中東方面にお出かけの方はどうぞお気をつけて。例のマスクをお忘れなく。免疫系強化のためにヨーグルトや乳酸菌飲料なども欠かさずにどうぞ。
ところで以前免疫系のことをいろいろ書きました。B細胞やT細胞など獲得免疫系のネットワークについては詳細がわかっていますので詳しく書くことができました。しかし自然免疫については不明な点が多いことからごく簡単に触れた程度でした。自然免疫はいわゆる免疫系の臓器がなかったり免疫グロブリン遺伝子やT細胞レセプター遺伝子をもたない生物や植物ももっている免疫系です。多細胞生物の『免疫』の原点であり、アメーバのようなマクロファージや樹状細胞、好中球の貪食作用と補体系など生化学的なもので常に侵入して来る外部からの物質や微生物などに対応しています。
この7~8年自然免疫について沢山のことが明らかになってきました。とくに制御性T細胞の性状が明らかになってきたことはがんの免疫治療やアレルギー治療の研究に大きな伸展をもたらしています。まだ全貌が明らかになっているわけではありませんが、これからの治療法を大きく変化させていくことと思います。