自然の観察

昨日までは磁気嵐があって心配していましたが、やや収まってきているようです。黒点数は多いですが、あまりフレア活動は激しくありません。おや、M1のフレアがあったようですね。これはだんだん活発になるかもしれませんね。X線のグラフが激しく変化を始めています。連休中は要注意でしょうか。

5月22日の金環日蝕観察用に太陽観察眼鏡を用意しました。朝、通勤通学前の時間帯ですからなんとか観察できるでしょう。はっきりとした日蝕を観るのは初めてなので、楽しみです。

宇宙のなかの地球を体感するのは素敵です。先日は『宇宙の渚』というTV番組を観ていましたが、素晴らしかったです。スプライト（sprite）と名付けられた不思議な発光について、今回初めてその詳細が録画されたというものでした。大気圏の外側で、地上の雷と呼応して、突然始まる花火のような発光。自然の神秘、不思議さに触れるたびに心が踊ります。

普段は生物現象の中にそういうものを観察しているのですが、宇宙はまたちょっと異なります。それに仕事ではありませんからね。楽しく観ていられます（笑）

朝からゆらゆら 千葉東方沖

今朝方は地震で目が覚めました。『4.25への布石です』という回答が憶いだされました。無難に済んだのか、これからなのか。ともかく今日は早朝から千葉県東方沖が活発です。何が起きても慌てないように警戒していましょう。

夏日！

東京はすっかり新緑の季節となりました。今日は夏日になるかもという予報で、朝からほんとにあたたかいです。昨日は霧雨で梅雨のようでしたし、これで今日が夏日だとなんだか季節をとびはねて進んで行っているようです。気温の変化に身体の調子を保つのも一苦労。まわりには風邪を引かれている方も多いです。

先日ベランダの草花の手入れをしました。昨年は放射能のせいもあって、あまり手を入れてやりませんでした。しかし、冬の間はそこそこ水をやりながら維持しておりましたら、おかげさまで無事冬越しさせることができました。植え替えの必要なものは少し大きめの鉢へ植え替え、その他のものにも肥料をやりました。そして今は新芽がたくさん出ています。

元気のよい新芽の姿は本当に頼もしいですね。

若葉の季節へ

太平洋の周囲で大きな地震があったり、『衛星』の発射実験があったり、いろいろあります。満開の桜を観ながらこれからの日本のあり方を考えていました。小さな一人一人の思念がきっと大切なのだろうとおもいます。宇宙、地球の大自然がすべての始まりであることを思いだすこと。人はどこからきてどこへ行くのか？この大自然から大自然へ。魂がこの世でさまざまな困難を経験し、思いっきり動き未来を創造していくために。

さまざまな生活の場での苦労をなんとかしのいで生きましょう。生きてさえいればなんとかなりましょう。全ては思い出になって、魂の糧になるはず。

昨日の東京は冷たい雨でした。氏神様の桜も大分散って静かで力強い新緑の季節になろうとしています。春の例大祭へ向けた御神楽の練習も始まっています。それを聴きながら、あれこれ家事をしていますと遠い過去のご先祖さまから『がんばれがんばれ』と言われているような気がしてきます。

日々何となくこうしよう、と思うことをやりながら進んでいます。時にはそれが思いっきり考え込むことだったりします。どうしようか？何ができるか？問いはいつもこれからの活動についてです。過去については何がまずかったのか。これからの行動を考える種として考えるよう気をつけています。ついつい「こうしていれば」とか「しまった～」とかの後悔モードになりがちなので、要注意です。今を前に進めることを考える方向に意識を集中！　こんなことを繰り返す今日この頃です。変化が激しく、振り回されないように注意しながら進んでいます。世の中は甘くないですから。

桜は満開です

新年度が始まりました。新しい環境に適応しようと努力されている方も多いのではないでしょうか。季節の変わり目ですが、暖かく明るくなる季節でもありますから、気持ちを明るく保ちやすいのではないかとおもいます。どうぞ困難を明るく乗り切られますように。大学の秋入学が本格化しそうですが、冬に向かう季節ですとこの辺りが難しいかもしれません。

ところで新年度を迎える直前、３月末の『Cell』誌に、先日来何度か書いています大きな問題の一端が明るみに出ました。さる高名な先生のラボから出された論文取り下げの告知が出されました。作られた結果を用いた論文作成＝捏造論文であることを認め、論文を取り下げるということです。その後新聞報道もされました。その方は３月末で辞職されたそうですが、それだけでことは収まりません。終わりにしてはならない追求事項があるからです。生命科学のムラが今回の事件の全貌をきちんと調査し、公表できないのならば、もう終わりかもしれません。

こういう事件がありますと、本当に無力感におそわれます。捏造がまかり通り、まともに努力している人々の結果は踏みにじられる。最終的にこれによって不利益を被るのは、これらの偽論文によって導き出された結果を応用した治療や健康法などをうける全ての方々です。これは氷山の一角だと思います。他にも２～３怪しいラボが取りざたされています。まだまだこの手の報道は続きそうです。

まあ、こういう事件を見聞きしますと、どうせ、、、という思いがつい湧くのですが、これは悪魔のささやき、、、ですね。何もしない口実にし、自分自身を見捨てることになっていく。胸の埋め火を大切にしなければ。

さて今日は四月八日。花祭り。東京では丁度桜も満開です。美しい自然に感謝し、大いに堪能することにいたします。