東京も大分涼しく、秋らしくなってきました。そうなりますと、にわかにインフルエンザの動向が気になりはじめました。さて、ワクチンの最前線はどうなっているのでしょうか?
先日某○ヤリサンの会社がインフルエンザ抗体を含んだトローチを発売、とのニュースがありました。鶏卵にウイルスを無毒化して注射し、卵黄中に抗体を作らせ、その卵黄を粉末に(たぶん凍結乾燥によって?)します。この抗体を含んだ粉末を配合したトローチということで(卵アレルギーのある方はだめかもしれません)、インフルエンザウイルスを粘膜に張り付く前に無毒化してくれるということです。なめて2時間ほどは効果が持続するそうです。通勤通学時などになめていると、感染の機会を減らせるかもしれません。また鳥インフルエンザや新型インフルエンザの抗体も配合済みだそうで、かなり幅広いインフルエンザたちからの感染を防いでくれそうです。
その他、この10年ほどで経口の粘膜免疫獲得のための飲むワクチン研究も進んでいます。この分野では公的な資金での大きな研究も2008年から始まっています。もう少しで実用化になるのではないでしょうか。注射ではなく飲むことによって小腸のパイエル板にいるM細胞が粘膜免疫獲得のために働いてくれるのです。そうして粘膜を経由しておこる感染症に対する防御ができるようになります。また、より自然な形での免疫獲得ができるのは身体への負担を考えても良いことだと思います。
先日某○ヤリサンの会社がインフルエンザ抗体を含んだトローチを発売、とのニュースがありました。鶏卵にウイルスを無毒化して注射し、卵黄中に抗体を作らせ、その卵黄を粉末に(たぶん凍結乾燥によって?)します。この抗体を含んだ粉末を配合したトローチということで(卵アレルギーのある方はだめかもしれません)、インフルエンザウイルスを粘膜に張り付く前に無毒化してくれるということです。なめて2時間ほどは効果が持続するそうです。通勤通学時などになめていると、感染の機会を減らせるかもしれません。また鳥インフルエンザや新型インフルエンザの抗体も配合済みだそうで、かなり幅広いインフルエンザたちからの感染を防いでくれそうです。
その他、この10年ほどで経口の粘膜免疫獲得のための飲むワクチン研究も進んでいます。この分野では公的な資金での大きな研究も2008年から始まっています。もう少しで実用化になるのではないでしょうか。注射ではなく飲むことによって小腸のパイエル板にいるM細胞が粘膜免疫獲得のために働いてくれるのです。そうして粘膜を経由しておこる感染症に対する防御ができるようになります。また、より自然な形での免疫獲得ができるのは身体への負担を考えても良いことだと思います。