連休2日目(3/7)、「Wバイク徒然草」
らしく1号機(オートバイ)で兵庫県の西部、
たつの市。
同市は2005年に龍野市、新宮町、揖保川町、
御津町の合併で出来た市。
朝6時半出発、のんびり一般道を走ります。
走り始めて約2時間、舞子(神戸市垂水区)
のコンビニで休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/01/5c15e722da6b20376f7e2e8eb629e056_s.jpg)
明石海峡大橋を眺めつつ、暖かいコーヒーと
サンドウィッチで2度目の朝食。
ちなみに、写真はコンビニを出てすぐに
見つけた明石藩舞子台場跡。
幕末に沿岸警備のため、あの勝海舟の設計・
総指揮で、明石藩が築いたもの。
おっと、先を急がねば。
ここからしばらく国道2号線を走り、加古川~
姫路~太子竜野バイパスでワープ。
10時半、揖保川の対岸に脇坂家5万3千石、
龍野の城下町が出現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/5e/653a2d1de8ef1da1f3127f9e6b9be18f_s.jpg)
形のいい山は城のある鶏籠山(けいろうざん)。
早速、バイクを停めて城下町の散策開始。
まずは龍野城。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/a8/3b270a5c110c28bca59ffa721d8554de_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/f8/c99f3fd9b17b6172d1eedc8b41e11007_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/51/9ed0ec2292dec18e124a08202f21566c_s.jpg)
龍野城は鶏籠山上の中世山城と近世に脇坂氏
が築いた麓の居館からなります。
現在の建物のうち二重櫓以外は一応は古図に
基づく復元。
左:櫓門
中:御殿
右:御殿内部の上段の間
長い土塀が城郭らしい雰囲気を醸し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/06/30a47adee7d51c4c5c06b078eff7c76a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/d9/4fa98d6a476d7b94e7b3acbc4fee3311_s.jpg)
左:二重櫓(模擬復元)と土塀
右:土塀の狭間(さま)から見た城下町
続いてはさっき見た城下町をブラつきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/a1/a45579f66d11aad644e0cc80a493b787_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/0e/2dd9800fb003422704f1b258c77f2230_s.jpg)
ここ龍野は薄口醤油の発祥地、醸造元だけに
醤油蔵がいい雰囲気を醸し出します。
うすくち龍野醤油資料館(ヒガシマル醤油)
に立ち寄ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/10/cd3ebba16511add06d9005409be51fcb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/5a/2f0f59c3c927eaa0112d74e3a261d478_s.jpg)
昔の醸造過程の説明や道具を展示しており、
入場料はなんと10円。
次は武家屋敷資料館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/33/c0acd5d3d5bcb7fa538eb7fef06a0112_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/2f/00e1a0a4795c082583c4682b43ba5b2e_s.jpg)
十八俵二人扶持という小身武士の屋敷、
質素ながら凛とした空気感。
さて、城下町散策の最後は脇坂藩上屋敷跡で
締めましょう。
場所は龍野城の麓居館の北西、紅葉谷付近。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/8f/f04f3893c022091932879d23dce3c591_s.jpg)
こちら聚遠亭(しゅうえんてい)とよばれる
風雅な茶室。
11代藩主、脇坂安宅が京都所司代の功により、
孝明天皇より賜ったもの(現存)。
午後2時、城下町で甘いものを仕入れ、次の
目的地へ。
(甘いものは次回以降の記事にて紹介)
次は、旧龍野市から見て北に位置し、
そうめん揖保の糸で有名な旧新宮町に移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/94/31047ab2183feeabd3b2941742161388_s.jpg)
ここはそうめんの里。
揖保の糸の製造過程を紹介する資料館、
そうめんレストラン、売店があります。
美味しいにゅうめんを食べ(写真は撮り忘れ)、
お土産もここで入手。
旧新宮町から旧龍野市、旧揖保川町を経て
南下、本日最後は旧御津町の室津へ。
この道はとても快適でツーリングにぴったり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/48/74351bb70575d8ae5a81ca1d89713e6d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/7a/68c2ade5e0802f40716224782def7692_s.jpg)
揖保川沿い、田園風景と景色が変わります。
その後、播磨灘沿いの国道250号線を西へ
向かい、約30分で室津に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/52/627e424122c7cf8940724cc60e4d6b6d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/b5/462131bbd066588ce04b81c216fa02f3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/12/63be2dbe263d4500202c3fd9bead51ac_s.jpg)
雰囲気のいい港町です。
室津は奈良時代には既に海上と陸上交通の
要衝として「室津千軒」と呼ばれたそうです。
江戸時代には西国大名の多くが参勤交代で
海路室津港に上陸、ここから陸路を進むため、
この周辺は日本最大の港の宿場として栄え、
本陣が6軒(紀国屋、筑前屋、肥前屋、
肥後屋、薩摩屋、一津屋)もあったそうです。
残念ながら本陣は現存しませんが、雰囲気は
室津海駅館で味わえます。
閉館時間4時半の直前に飛び込みましたが、
丁寧に対応してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/d2/d9382e9ec7e5831f7eedcda9b2d5ab78_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/5b/c9d770a44957890429a13b4975c0dc66_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/c9/57e952a203f5439257482755fc17d0c1_s.jpg)
こちらは廻船問屋嶋屋の遺構。
左:間口の広い二階建て外観
中:二階の客間、床の間の意匠がおもしろい
右:レストランの見本ではなく、朝鮮通信使
の饗応膳の再現
さらに、岬の高台に建つ賀茂神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/25/484c07eb58d7a60f3d86259655825067_s.jpg)
想像以上に立派な建物で、本殿や回廊は
重要文化財。
平安時代には高倉天皇や平清盛、江戸時代には
シーボルトも参詣したそうです。
神社境内からの播磨灘の眺めが素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/a3/fd7212621f2332cc79f3db11944da568_s.jpg)
そろそろ日も暮れてきましたね~。
帰りは、国道250号線から姫路、加古川
バイパス~第二神明~阪神高速を乗り継ぎ
2時間半で帰ってきました。
本日の走行距離は307km。
久々の長距離バイクツーリング、疲れたけど、
たつの市を満喫できました。
~今回の甘いもん~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
046(兵庫)龍野 ひしほ饅頭
047(兵庫)龍野 煉羊羹
048(兵庫)龍野 おとのさま最中
らしく1号機(オートバイ)で兵庫県の西部、
たつの市。
同市は2005年に龍野市、新宮町、揖保川町、
御津町の合併で出来た市。
朝6時半出発、のんびり一般道を走ります。
走り始めて約2時間、舞子(神戸市垂水区)
のコンビニで休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/01/5c15e722da6b20376f7e2e8eb629e056_s.jpg)
明石海峡大橋を眺めつつ、暖かいコーヒーと
サンドウィッチで2度目の朝食。
ちなみに、写真はコンビニを出てすぐに
見つけた明石藩舞子台場跡。
幕末に沿岸警備のため、あの勝海舟の設計・
総指揮で、明石藩が築いたもの。
おっと、先を急がねば。
ここからしばらく国道2号線を走り、加古川~
姫路~太子竜野バイパスでワープ。
10時半、揖保川の対岸に脇坂家5万3千石、
龍野の城下町が出現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/5e/653a2d1de8ef1da1f3127f9e6b9be18f_s.jpg)
形のいい山は城のある鶏籠山(けいろうざん)。
早速、バイクを停めて城下町の散策開始。
まずは龍野城。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/a8/3b270a5c110c28bca59ffa721d8554de_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/f8/c99f3fd9b17b6172d1eedc8b41e11007_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/51/9ed0ec2292dec18e124a08202f21566c_s.jpg)
龍野城は鶏籠山上の中世山城と近世に脇坂氏
が築いた麓の居館からなります。
現在の建物のうち二重櫓以外は一応は古図に
基づく復元。
左:櫓門
中:御殿
右:御殿内部の上段の間
長い土塀が城郭らしい雰囲気を醸し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/06/30a47adee7d51c4c5c06b078eff7c76a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/d9/4fa98d6a476d7b94e7b3acbc4fee3311_s.jpg)
左:二重櫓(模擬復元)と土塀
右:土塀の狭間(さま)から見た城下町
続いてはさっき見た城下町をブラつきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/a1/a45579f66d11aad644e0cc80a493b787_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/0e/2dd9800fb003422704f1b258c77f2230_s.jpg)
ここ龍野は薄口醤油の発祥地、醸造元だけに
醤油蔵がいい雰囲気を醸し出します。
うすくち龍野醤油資料館(ヒガシマル醤油)
に立ち寄ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/10/cd3ebba16511add06d9005409be51fcb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/5a/2f0f59c3c927eaa0112d74e3a261d478_s.jpg)
昔の醸造過程の説明や道具を展示しており、
入場料はなんと10円。
次は武家屋敷資料館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/33/c0acd5d3d5bcb7fa538eb7fef06a0112_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/2f/00e1a0a4795c082583c4682b43ba5b2e_s.jpg)
十八俵二人扶持という小身武士の屋敷、
質素ながら凛とした空気感。
さて、城下町散策の最後は脇坂藩上屋敷跡で
締めましょう。
場所は龍野城の麓居館の北西、紅葉谷付近。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/8f/f04f3893c022091932879d23dce3c591_s.jpg)
こちら聚遠亭(しゅうえんてい)とよばれる
風雅な茶室。
11代藩主、脇坂安宅が京都所司代の功により、
孝明天皇より賜ったもの(現存)。
午後2時、城下町で甘いものを仕入れ、次の
目的地へ。
(甘いものは次回以降の記事にて紹介)
次は、旧龍野市から見て北に位置し、
そうめん揖保の糸で有名な旧新宮町に移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/94/31047ab2183feeabd3b2941742161388_s.jpg)
ここはそうめんの里。
揖保の糸の製造過程を紹介する資料館、
そうめんレストラン、売店があります。
美味しいにゅうめんを食べ(写真は撮り忘れ)、
お土産もここで入手。
旧新宮町から旧龍野市、旧揖保川町を経て
南下、本日最後は旧御津町の室津へ。
この道はとても快適でツーリングにぴったり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/48/74351bb70575d8ae5a81ca1d89713e6d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/7a/68c2ade5e0802f40716224782def7692_s.jpg)
揖保川沿い、田園風景と景色が変わります。
その後、播磨灘沿いの国道250号線を西へ
向かい、約30分で室津に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/52/627e424122c7cf8940724cc60e4d6b6d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/b5/462131bbd066588ce04b81c216fa02f3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/12/63be2dbe263d4500202c3fd9bead51ac_s.jpg)
雰囲気のいい港町です。
室津は奈良時代には既に海上と陸上交通の
要衝として「室津千軒」と呼ばれたそうです。
江戸時代には西国大名の多くが参勤交代で
海路室津港に上陸、ここから陸路を進むため、
この周辺は日本最大の港の宿場として栄え、
本陣が6軒(紀国屋、筑前屋、肥前屋、
肥後屋、薩摩屋、一津屋)もあったそうです。
残念ながら本陣は現存しませんが、雰囲気は
室津海駅館で味わえます。
閉館時間4時半の直前に飛び込みましたが、
丁寧に対応してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/d2/d9382e9ec7e5831f7eedcda9b2d5ab78_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/5b/c9d770a44957890429a13b4975c0dc66_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/c9/57e952a203f5439257482755fc17d0c1_s.jpg)
こちらは廻船問屋嶋屋の遺構。
左:間口の広い二階建て外観
中:二階の客間、床の間の意匠がおもしろい
右:レストランの見本ではなく、朝鮮通信使
の饗応膳の再現
さらに、岬の高台に建つ賀茂神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/25/484c07eb58d7a60f3d86259655825067_s.jpg)
想像以上に立派な建物で、本殿や回廊は
重要文化財。
平安時代には高倉天皇や平清盛、江戸時代には
シーボルトも参詣したそうです。
神社境内からの播磨灘の眺めが素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/a3/fd7212621f2332cc79f3db11944da568_s.jpg)
そろそろ日も暮れてきましたね~。
帰りは、国道250号線から姫路、加古川
バイパス~第二神明~阪神高速を乗り継ぎ
2時間半で帰ってきました。
本日の走行距離は307km。
久々の長距離バイクツーリング、疲れたけど、
たつの市を満喫できました。
~今回の甘いもん~
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046(兵庫)龍野 ひしほ饅頭
047(兵庫)龍野 煉羊羹
048(兵庫)龍野 おとのさま最中