Tinoな毎日

・☆・Thanks for coming・☆・

須佐ホルンフェルスへ

2019-11-30 | 国内旅行
自然の造形美、白と黒の縞模様が美しい須佐ホルンフェルスへ。


約1400万年前のマグマの熱の影響を受けて誕生した須佐ホルンフェルス。海底に堆積した砂泥互層からなる須佐層群に、高温の火成岩体(高山はんれい岩)が貫入し、その熱で変成作用を受けてできたものだそう。


縞々の岩の手前にあるのは畳岩と呼ばれる大きな堆積岩。どっしりした岩の上に立って目の前のホルンフェルスを見上げると地球のパワーを存分に感じられます。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

海を走る!

2019-11-29 | 国内旅行
旅の折り返し地点は、映画やCMにも使われた絶景スポット「角島大橋」です。島に向って伸びる橋の美しいこと!隔てるものがないので橋を渡る最中も爽快な気分を満喫。



渡った先は角島灯台を目指します。1876年に建てられた日本海側で初の洋式灯台、夕日が見たくて105段のらせん階段を最上段まで登ったんですがあともう少しってところで大渋滞。灯台の中は急なうえに幅も狭いので昇降譲り合っての通行です。



夕日が沈む劇的瞬間ってわけにはいきませんでしたが、日本海を独り占めしたかのような海の広がりと刻々と変化する空の色を楽しむことができました。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

広がるカルスト台地

2019-11-28 | 国内旅行
日本の光景とは思えない広大な台地そのに白く突き出たたくさんの岩、子供の時に見たその光景が強烈に残っていた秋吉台。その光景を今度はオットと共に体感することに。車で走り抜けるのもいいですが、いくつかトレッキングコースがあるので長者が森に車を止めてトレッキングを楽しみました。ゴツゴツした石灰岩の白い岩肌を間近に見ながら吹き抜ける風を感じ爽快な気分に。


歩き疲れたら秋吉台ジオパークセンターにあるおしゃれなカフェ「Karstar」で休憩。窓際でカルスト台地を眺めながら食べる梨ソフトは最高でした♪


何千年、何億年とかけて、海から山へ堆積しながら移動してきた石灰岩でできた秋吉台、その地下100mには溶けだした石灰岩が作る大鍾乳洞・秋芳洞があります。地球の生命の記憶が刻まれたカルスト台地はパワーあふれる場所でした。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

東光寺の石灯篭

2019-11-27 | 国内旅行
家庭料理のお店”こはる”のスタッフが勧めてくれた菊ヶ浜と東光寺、東光寺は朱色の総門が目を惹きます。


さらにケヤキの素木造りの三門を抜けると現れるのが大雄宝殿。うっかりここで見学を終えてしまいそうですが、ぜひ訪れて欲しいと勧められた本堂裏の毛利家墓所。


吉就から11代までの奇数代の藩主とその夫人及び一族、関係者の墓があり、墓前には藩士が寄進した500余基の石灯籠が立ち並びます。早朝だったので朝もやがかかり幻想的な雰囲気。圧倒されるほどの石灯篭の数なのに、なぜか心落ち着く場所でした。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

松下村塾と傘みくじ

2019-11-26 | 国内旅行
明治維新の原動力となり、その後活躍する多くの逸材を育てた吉田松陰の私塾・松下村塾を見学に。


「学は人たる所以を学ぶなり(人が人たる理由を学ぶこと。学びは知識を得るためでもなく、己を磨くためであり、己の役に立つためでも、役目を果たすためでもなく、 世の中の為に己がすべきことを知るため)」という言葉を残した松陰、身分階級に捕らわれることなく塾生を受け入れたようです。


敷地内には吉田松陰を祀る松陰神社。ここではかわいい傘のおみくじが引けます。運が開ける傘みくじ、カラフルに松を飾っています。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

家庭料理のこはる

2019-11-25 | グルメ
夕食はゲストハウスのオーナーが勧めてくれた3軒のうちの一軒、こはるへ。ここは萩・阿武の地酒(純米吟醸酒)飲み比べセットがメニューにあります。3種1組で6種のお酒から好きなのを選ぶ仕組みだったので2組頼んで全部試してみることに。


東洋美人(やや甘口・優しい香りと甘み)宝船(辛口・吟醸特有の香りでキレあり)長陽福娘(やや辛口・フルーティー)長門峡(やや辛口・個性的だけど飽きがこない味)La+ラプラスヤチヨROOLA(甘口・華やかで柔らかく上品な甘み)阿武の鶴 点と線(やや甘口・さわやかな香りだけど飲み口はクリーミー)。味だけでなく微妙にお酒の色や香りも違うので、好みを探すのが楽しい♪私はLa+ラプラスヤチヨROOLALAが気になりました。酒の肴はお造り、サラダ、すじ肉の煮込み、金太郎の南蛮漬けなどで。


2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

古民家ゲストハウス

2019-11-23 | 国内旅行
萩に泊まるなら古民家もいいなと目に留まったのが古民家ゲストハウス・暁屋。プライバシーはあまり保てないけど、こんなところに一度泊まってみたかったんです。オーナーはゆるッとした独特のテンポを持つ個性的な方。フレンドリーだけど決して踏み込み過ぎず、いい距離感を保ってくれました。


 
この日は私たちの夫婦の他に、連泊中の女性と出張後の旅を楽しんでる女性、陶芸家で萩焼に興味のあるスウェーデン男性の合計5人。夜はオーナーとスウェーデン人男性とお酒を飲みながらおしゃべりを楽しみました。


ゲストハウスは浜崎にあり、住吉神社の隣。周りには江戸時代からの情緒を残した建物が多く残っています。 翌日は早めに起きて町を散策。菊ヶ浜は夕日百景で有名な場所なんですが、萩に着いたのは夜だったので仕方なく朝、浜へ。澄んだ空気と時折打ち寄せる波の音、朝の海は気持ちいい♪



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

太鼓谷稲成神社へ

2019-11-22 | 国内旅行
津和野の街から朱色の千本鳥居をくぐり石段を登って太鼓谷稲成神社へ。



「稲荷」ではなく「稲成」なのは願望成就の神様だから。



ここから津和野の町並みや津和野川が一望!石段を登った甲斐があります



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

津和野でイタリアン

2019-11-21 | グルメ
津和野の古い町並みの一角にあるピノロッソでランチをとることに。


ちょっと遅い時間で、お客さんも少なく池のある庭が眺められる席でピッツァとパスタランチを頼みました。どちらもとって美味しかったのですが、店先ではパン屋ケーキを売られていてデザートも間違いないおいしさ。ボリュームもあって満足のいくランチでした♪



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

情緒ある津和野へ

2019-11-20 | 国内旅行
三段峡に寄り道した後、目的地の津和野へ。



子供の頃、旅した記憶は水路に泳ぐ鯉。記憶そのままでしたが、当時より鯉がぐんと大きいような気が!鯉は長生きするというし、もしかしたら、当時の鯉がまだここに???


殿町通りのなまこ壁の塀に、移築された家老大岡家の正門ををくぐると、赤い石州瓦を載せた風格ある津和野町役場津和野庁舎があります。大正中期に建てられた木造建築でなんと現役の町役場!中を覗くと、普通にお仕事されている姿が。なんだか不思議な感覚でした。



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

三段峡の三段滝へ

2019-11-19 | 国内旅行
豊平どんぐり村で車中泊したのち、津和野に向け出発しました。途中、三段峡の看板を見つけ寄り道することにしたのですが、191号線からかなり入ったところにありました。



コースは黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝とありましたが、三段滝を選択。途中、太くうねった根元が象に見える木や浸食によってあらわになった断層を見ることができます。


遊歩道ができてますが、思ったよりハード!。狭い道があったり階段があったり、2キロ近い道のりを行くとようやく三段滝へ!紅葉がすすむと、本当にきれいだと思います♪



2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

ホルモンうどんに足元湧出温泉!

2019-11-18 | 国内旅行
兵庫県朝来市から岡山県津山市へ移動、津山のB級グルメ、橋野食堂の津山ホルモンうどんが1日目の夕食です。


辛さは普通・ピリ辛・激辛から選べたので普通とピリ辛を。調理中の写真を撮らせて欲しいというと、もやしを崩さず待ってくれました!お店は創業120年。もともとホルモンはあまり食べないので結構挑戦だったけど、味噌ダレでしっかりした味付けにピリ辛がよく合います。辛み普通はちょっと物足らなく感じて一味を足したら、お店のおじさんが「ちょっと辛い方が美味しいでしょっ」と。


ご飯の後はお風呂。車で1時間半ほど走った先にある真賀温泉へ。混浴内湯・貸切内湯(3つ)・男性、女性専用内湯から選べます。混浴は日本一狭いと言われていて3~4人入るといっぱいだそう。さすがにそこには入れないので男女分かれての入浴になりましたがお値段一人150円とものすごく格安。お風呂は岩盤に直接穴を空け、差し込んだ竹筒から38度の温泉が湧き出ています。日本でもかなり貴重な「足元湧出」!一つだけあったカランは水しか出ないので湯船のお湯を使ってシャンプーしなきゃいけなかったけど、アルカリ性でぬるすべっとしたお湯に1時間も浸かればとっても温まりました♪


2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

神子畑選鉱場跡へ

2019-11-17 | 国内旅行
もとは鉱山として開拓されたものの、その後、選鉱場として姿を変えます。24時間稼働していた神子畑選鉱場は不夜城とも呼ばれたとか。現在は鉄筋コンクリートの基礎構造物と、選鉱場の上下を結んでいたインクラインの跡が残されるのみですが、圧倒的な存在感に息を呑みます。


円盤状の建物はシックナーと呼ばれる不要物を取り出す設備。中に入って見上げてみたいけど、立ち入り禁止です。山に張り付くようにある選鉱場も立ち入り禁止。ただ桜まつりでは「神子畑選鉱場跡上部特別公開」っていうのがあるらしく、神子畑選鉱場跡の最上部に登って見学できるんだそう。



神子畑選鉱場跡の手前には、コロニアルスタイルで四方をぐるっとベランダに囲われたムーセ旧居があります。生野銀山で活躍していたムーセの邸宅で、他に外国人宿舎が5棟あったそうですが残っているのはこの一棟のみ。神子畑へ移築され、事務舎や医療所として使用されていたのが功を奏したのか。現在は選鉱場稼働時の模型や写真が展示されているほか、元ミスユニバースで写真家の織作峰子氏の写真が常設展示されてます。平日は事前予約が必要ですが、たまたま団体観光客がありスタッフが残っていて、内部を案内してくれました。ラッキー!


2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

外だって大変!

2019-11-15 | 国内旅行
鉱山資料館にに展示されていた坑道の一部の模型を見て、改めてびっくり。黒い筋は鉱脈です。それを追うように細い穴を掘り進め、アリの巣状に広がっているのです!そんな坑道内を見て驚いた後、坑道入口横にある山上階段を上って行くと露天掘り跡を見ることができました。中だけでなく、外にも鉱脈が現れていたんです。その鉱脈を見つけると、そこから地中へ掘り進んで採掘したのだとか。 切り立った山肌を登るんだから、外からだって甘くはなさそう。


歴史ある生野銀山、古くは807年に銀が出たと伝えられています。織田信長・豊臣秀吉の直轄時代を経て徳川幕府の財政を支え、明治には政府直管となったのち、皇室財産を経て三菱に払い下げられます。その間、採掘の近代化が図られますが、資源減少で1973年に閉山。坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達したとか。


最も栄えたとされる生野銀山、馬車が行き交い人も多く賑やかだったことでしょう。


2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行

GINZAN BOYZがいる銀山

2019-11-14 | 国内旅行
大同2年(807年)に開坑し近代まで採掘が続けられていた生野銀山へ。坑道の中に入るとさっそくGINZAN BOYZが!マネキンが入ることで昔の様子がリアルに伝わってきます。


真っ暗でアリの巣状になった地下。照明はサザエの殻に油を入れ、手の甲を下にして指先を後ろに向かせ風を遮るように掌に乗せ持ったといいます。作業は分担制、測量、採鉱、運搬の他様々な仕事があるのですが全て人力。水を排出する作業や風を送り込む作業は人命にかかわるので、地味ではあるけど休む暇がない大変な作業だったことでしょう。


這うように穴を進み、ギザギザに掘った木のはしごを足場に上下した構内、岩盤を支える木、水、空気、塵・・・命を削るどころか命がけだったことがわかります。


2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行