豚インフルが問題になっているが、鳥インフルエンザと同様に話題になっていなければならなかったはずである。
チョット古いが、岩波新書の現代ウイルス事情という本で、ウイルスの変異のメカニズムを説明している部分で豚の役割について書かれていた。
まず、豚はヒトインフルエンザウイルスにも鳥インフルエンザウイルスにも感染し、両ウイルスに感染した豚体内てウイルスは増殖する。
その際、ヒトインフルエンザと鳥インフルエンザの遺伝子が組み換えられて変異型ウイルスが出現するといった内容だったと記憶する。
まぁー、鳥インフルエンザウイルス対策を準備しておけば、豚にも対応出来るのでさほど問題はない。
しかし対策が不十分だと、宿主が鳥であれ豚であれ、ウイルスはあっと言う間に広がってしまう。
今回の豚インフルエンザの感染性の強さと、病原性の強さがどの程度なのか知りたいところだ。