それが一番の問題

概要は後からついてくる

Story Seller 新潮社

2009年05月03日 | 小説
Story Seller (新潮文庫)

新潮社

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文庫にしては少し値が張るけど、金額以上の価値がある。

人気作家達だけあって、非常におもしろい話を書く。

文学論を学んだことはないけど、どこか文学的な作品が多いような気がする。
現代を映し出す心理描写と普遍的なテーマ、、、かな。

強いてナンバーワンを挙げるなら有川浩の「ストーリー•セラー」。
主人公の男への感情移入度は過去最高レベル。

僕は現実逃避をむさぼっただけなのか?
と思わせてくれた佐藤友哉の「333のテッペン」の台詞も好きだけど。

全ての作品に共通して言える唯一のことは、
一般の社会人として括られることの幸せさだと思う。
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