それが一番の問題

概要は後からついてくる

カンブリア宮殿 伝説の時計屋 松浦敬一 

2009年11月23日 | テレビ番組
広島県呉市の島にある日本最古の時計屋。4代目だそうだ。

他の時計店で「修理不可能」と判断された時計でも直してしまう職人。
神の手を持つ、と言われている。

まうでジブリの世界。
絵に描いたような古い時計屋。
近所も1930年代から時が止まったかのようなたたずまい。
店主は、毎朝7時に掃除を始める。
作業は午前中の光の下で、、、。

休憩がてら店の裏にある海を眺める。

とてもきれいな話だった。

松浦さんの人物像にも好感が持てた。
シャツのボタンを一番上までしまし、
時計を送ると時には、手紙をしたためるし。

番組の内容としては、
大量生産・大量消費の時代は終わりつつあり、良いモノを長く使う風潮が出ててきている、
といった語り口。

確かに、時計には沢山の思い出が詰まっていることがある。

本当にきれいな話だった。


鞄の修理屋も良かった。
これなら、大量生産とも勝負できる。
メーカーで修理してくれない/とても高い場合ってたくさんあるだろうし。
それは、おもちゃ修理の現場を見れば良くわかる、、、
といった流れ。

とても良い放送だったと思う。
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カンブリア宮殿 モード学園学長 谷まさる

2009年11月23日 | テレビ番組
この現代日本、
専門学校を出ても、手に職をつけた人の一部だけが生き残れる社会になっていくように思う。
よくわからないけど、基本的には、日本でしかできない事しか仕事にならないと思うんだよね。
服飾デザインは厳しいと思う。腕とセンスと人脈と自分の会社が必要になると思う。
モード学園はそれらを養うには非常に良い場所だと思うけど。
村上龍はなぜそこまで言わなかったのか。

それより、、、モード学園ってファッションだけじゃないんだね。

音楽、ゲームは近い業界として理解できるけど、介護までやっているとは驚いた。

それって全くおかしな話じゃなくて、
創業の時から社会が必要とする人材を輩出しているだけなんだよね。

モード学園の先見性が確かな証が、現金で建てた新宿の自社ビル、、、強烈だなぁ。

技術以外でこの学校で行われていることは、至極当然のことのように思う。
そこが特筆されているということは、高卒時にキチンとできないということか、、、
挨拶とか授業に出るとか課題を出すとか、、、、それが出来ない人達が増えているのか、、、
人と接してこなかったってことなのかな。

授業前に「起立、礼」はちょっとやり過ぎだと思う。

4年制で、しかも一年あたりの学費も私立大学に近いお金がかかるけど、
それだけお金を払おうと決めれば、真剣に学ぼうとするのが自然だと思う。

兎に角、大学でチャラチャラしてたヤツラには負けたくない。
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インド人とのつきあい方―インドの常識とビジネスの奥義 清好 延

2009年11月23日 | 
インド人とのつきあい方―インドの常識とビジネスの奥義
清好 延
ダイヤモンド社

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ビジネスの本は、当たり外れが激しいが、これは稀にみる良書。

著者の清好延氏は、インドに滞在22年以上滞在している。
三菱商事を1991年に退社し、日印調査委員会やJICA専門家としてご活躍されている。

法律や風習について、とてもわかりやすくかつ詳しく書かれている。
深く理解している人特有のわかり易さがある。
箇条書きになっているので、特定の分野だけ知りたい人にとっても便利な
資料になると思う。

「インドなんか二度と、、、」は旅行者向けの本だったが、本書は仕事で長期滞在向け。
というか、必読書と呼んでも良いと思う。

カーストの現状、インドの弁護士、宗教、ベジタリアン、などなど、
本当に勉強になった。

僕がインドへ旅行に行った時に理解に苦しんだこと、間違った道を教えられたことや
しつこさなどの大半が説明されている。

一番大切なのは、
最低でも礼儀程度に相手の国のことを知ること。
後は、一人の人間としての勝負だと思う。
それは、相手をも本当の意味で一人の人間として捉えることである。





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