それが一番の問題

概要は後からついてくる

大坊勝次 大坊珈琲店のマニュアル

2021年06月06日 | 


休日に移動中電車の中、ホテルのラウンジ、ビジネス街のカフェで読んだ。

大坊さんがお好きな画家や彫刻家について、あと珈琲屋での無言のコミュニケーションのお話がとても素敵。

後者の話は珈琲屋の元店主ならば文字にできてさほど不思議はない。
だけど、前者の方はなかなかできない。
きっと、何事も丁寧に、自分で感じながら、目をそらさずに、自分にも自分の周りとも向き合って生きている、そう思った。

いつでも憧れている、そういう人に。
落ち着いて、しっかりと生きている人。不思議と自信が湧いてきたりもするんだろうと思う。
だから、さらに向き合うことができて、所作や考えが深まっていく。大坊さんの珈琲の味もそうやって深まっていたったのだろうと思う。

大坊珈琲店へは行ったことがある。行ってみてよかったとつくづく思う。
形あるものはいつかなくなっちゃうからね。

大坊さんの本の装丁はいつも洗練されている。無駄なものも少ない。
お店があったのは東京・青山だし、お知り合いのデザイナーに頼んだろうか。
かっこいいんだよな。珈琲も、大坊さんも、本も、文章も。ため息がでるくらい。
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AJICO 「接続」

2021年06月06日 | 音楽


EP購入。

好き。

浅井健一さんのギターの音色が大好き。
グレッチでなくギブソン?のギター(レスポールかな)の音も好きってことは、
ギターだけじゃなくて、エフェクター、アンプ、あと弾き方など、
あらゆる要素の相互効果の結果としても音が好きなんだね。

浅井さんの音楽はだいたい全て聴いてるけど、
AJICOのメンバーと演るときの音は他のどれもとも違って聴こえる。
幻想的?でも、ちょっと激しいところもあったり、
時にはおもいっきり優しかったり、んで基本的に前向き。
人生や周りの人や物や動物とかのあらゆる生き物に対する
基本スタンスがそのまま音になっている感じ。

「L.L.M.S.D.」と「惑星のベンチ」を特によく聞く。
「惑星のベンチ」のベースラインからは宇宙空間を連想する。
TOKIEさん。この人もどんでもないベーシストなんだと思う。

もちろんUAさんも好き。
自由+聡明+少しエロい=最高、という感じ。

ドラムの椎野恭一さんも反則的なかっこよさ。
前回AJICOで活動したときよりも
かっこよくなってると思う。

軽い奇跡のようなバンド。

だけどね、ずーっとやってくれなくても良い。
神さまたちの集いだからね。たまにで良い。
20年のインターバルは少し長すぎるけど笑
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