それが一番の問題

概要は後からついてくる

陰翳礼讃 谷崎潤一郎

2011年10月20日 | 
陰翳礼讃 (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論社


名著。

特に日本の住宅事情については同感。
明るすぎる、現代日本の家は。

そして、西洋風と和風の混沌とした混在、家庭風景との調和を無視した白モノ家電。

厠についての話も良くわかる。ただ、手入れは大変だけど。

客ギライ。これも良くわかる。なかなか勇気を持って言えないが人付き合いが広ければいいという訳ではない。
会いたくても会えない人がたくさんいるのに、会いたくもない人に会う必要があろうか。

懶惰(らんだ)についてもそう。
自分の生活に必要なだけ食べれば良いのである。
好きなだけ食べて、それを消化するために無理に運動するなど馬鹿げている。
それに、家をキレイに保つだけでも大変なことだ。
昔よりは楽だろうが、それでも大変た。

是非また読み返したい。

生活の本質が綴られている。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 陽気なギャングの日常と襲撃... | TOP | おもしろくて、ありがたい  ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries |