それが一番の問題

概要は後からついてくる

J. D. Salinger  このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年

2019年02月24日 | 小説
サリンジャーは「The Catcher in the Rye」を
19歳の頃に原書で読んだ。

今まで読んだ小説の中でもっとも
記憶に残っている本の一つ。

本書の収録作品は以下の通り:
マディソン・アヴェニューのはずれでのささいな抵抗
ぼくはちょっとおかしい
最後の休暇の最後の日
フランスにて
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる
他人
若者たち
ロイス・タゲットのインタビュー
ハプワース16、1924年

「ナイン・ストーリーズ」も
「フラニーとゾーイ」も最後まで読んだ。
「大工よ、、、」は途中で挫折した。
もう20年近く前の話。

そして、先日、本屋でこの本に出会った。

興奮した。

出版されていることを知らなかったし、
ホールデンが出てくるみたいだし。

「ハプワース16、1924年」以外は、
Catcher以前に書かれた作品。

ホールデンのその後についての示唆もあり、
僕はドキドキしながら読めた。

最後の作品は、サリンジャーという人を
知る為には良いかも知れない。
でも、作品やその中の登場人物が好きな人には、
最後まで読むに耐えないのではないか。
現に、少なくとも発表当時の評価は低かったみたい。

Catcherを求めていては、
サリンジャーのどの作品を
読んでも満足できないことは知ってる。
それでも、僕は未発表の作品は読みたいと思う。

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 (新潮モダン・クラシックス)
クリエーター情報なし
新潮社

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