万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3454 庭に立つ3199

2019年12月19日 | 万葉短歌

2019-1219-man3454
万葉短歌3454 庭に立つ3199

庭に立つ 麻手小衾 今夜だに
夫寄しこせね 麻手小衾  

3199     万葉短歌3454 ShuG423 2019-1219-man3454

にはにたつ あさでこぶすま こよひだに
  つまよしこせね あさでこぶすま
〇=出典未詳。
【編者注】雑歌(3438-3454、17首)の第17首。女。
【訓注】庭(には=尓波)。麻手小衾(あさでこぶすま=安佐提古夫須麻)[「麻で作った掛蒲団」]。夫寄しこせね(つまよしこせね=都麻余之許西祢)[「夫(つま)をここに呼び寄せられるようにしておくれ。・・・女が男を<夫(つま)>と客観的に称するのは、東国の歌ではここだけである」]。

*** 万葉集 巻14 雑歌(3438-3454、17首) 終 ***