2019-1224-man3459
万葉短歌3459 稲搗けば3204
稲搗けば かかる我が手を 今夜もか
殿の若子が 取りて嘆かむ ○
3204 万葉短歌3459 ShuG433 2019-1224-man3459
□いねつけば かかるあがてを こよひもか
とののわくごが とりてなげかむ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第5首。女。
【訓注】かかる(可加流)[皸る・皹る。ひびが切れる。あかぎれができる。(『詳説古語辞典』)]。我が手(あがて=安我手)。今夜(こよひ=許余比)。若子(わくご=和久胡)。