万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3999 都辺に3715

2021年06月15日 | 万葉短歌

2021-0615-man3999
万葉短歌3999 都辺に3715

都辺に 立つ日近づく 飽くまでに
相見て行かな 恋ふる日多けむ  大伴家持

3715     万葉短歌3999 ShuI282 2021-0615-man3999

□みやこへに たつひちかづく あくまでに
  あひみてゆかな こふるひおほけむ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。この歌には作者・詠者の「署名がない。・・・家持の詠であることが自明ゆえ、記さなかったのである。」
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第110首。題詞に、「守大伴宿祢家持舘飲宴歌一首 四月廿六日」。
【訓注】都辺(みやこへ=美夜故敝)。恋ふる日(こふるひ=故布流比)。