万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4016 婦負の野の3727

2021年06月27日 | 万葉短歌

2021-0627-man4016
万葉短歌4016 婦負の野の3727

婦負の野の すすき押しなべ 降る雪に
やど借る今日し 悲しく思ほゆ  高市黒人

3727     万葉短歌4016 ShuI324 2021-0627-man4016

□めひののの すすきおしなべ ふるゆきに
  やどかるけふし かなしくおもほゆ
○高市黒人(たけちの くろひと)=01-0032歌注参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第127首。題詞に、「高市連黒人(たけちの むらじ くろひと)歌一首 年月不審」。左注に、「右伝誦此歌三国真人五百国(みくにの まひと いほくに)是也」。
【訓注】婦負の野(めひのの=売比能野)[「富山県婦負(ねい)郡〔現・富山市の一部〕の一帯・・・」]。三国真人五百国[「伝未詳」]。