万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4442 我が背子が4114

2022年08月04日 | 万葉短歌

2022-0804-man4442
万葉短歌4442 我が背子が4114

我が背子が やどのなでしこ 日並べて
雨は降れども 色も変らず  大原今城

4114     万葉短歌4442 ShuJ639 2022-0804-man4442

□わがせこが やどのなでしこ ひならべて
  あめはふれども いろもかはらず
〇大原今城(おほはらの いまき)=04-0519題詞に「今城王」として初出、08-1604に「大原真人今城」、以後は巻20(4439以下、今城作歌のほぼすべて)に「大原真人今城」。1604注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第150首。題詞に、「五月九日兵部少輔大伴宿祢家持之宅(いへにして)集飲(しういんする)歌四首」、その第1首。「以下四首は、一様に、女の歌を装うことによって悲別の情や親愛の情を深めている。これは、当時の風流の振舞いであった。」 左注に、「右一首大原真人今城」。
【原文】20-4442  和我勢故我 夜度乃奈弖之故 比奈良倍弖 安米波布礼杼母 伊呂毛可波良受  大原今城