2022-0810-man4448
万葉短歌4448 あぢさゐの4120
あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを
いませ我が背子 見つつ偲はむ 橘諸兄
4120 万葉短歌4448 ShuJ644 2022-0810-man4448
□あぢさゐの やへさくごとく やつよにを
いませわがせこ みつつしのはむ
〇橘諸兄(たちばなの もろえ)=第17-3922歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第156首。「同月十一日…歌三首」の第3首。左注に、「右一首左大臣寄味狭藍(あぢさゐの)花詠也」。
【訓注】あぢさゐ(安治佐為)[<あぢさゐ>訓の出現は、この歌の2か所と04-0773木尚味狭藍(きすらあぢさゐ)の、計3か所]。