万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4453 秋風の4125

2022年08月15日 | 万葉短歌

2022-0815-man4453
万葉短歌4453 秋風の4125

秋風の 吹き扱き敷ける 花の庭
清き月夜に 見れど飽かぬかも  大伴家持

4125     万葉短歌4453 ShuJ653 2022-0815-man4453

□あきかぜの ふきこきしける はなのには
  きよきつくよに みれどあかぬかも
〇大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第161首。「八月十三日…歌二首」の第2首。左注に、「右一首兵部少輔従五位上大伴宿祢家持 未奏」。
【訓注】秋風(あきかぜ=安吉加是)。扱き(こき=古吉)[「手でしごいてもぎ落とす、むしり取る」]。