風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

夢のクルマ

2007-10-15 07:47:43 | スポーツカー
その近未来的なデザインで世間をアッと言わせた「童夢-零」。
1978年発表ということですから、
スーパーカーブームはそろそろ終わりかけていましたが、
それでも純国産スーパーカーの誕生にワクワクしたものでした。

残念ながら運輸省に認定されることはなく、
市販はされませんでしたが、童夢のサイトによると、
玩具メーカーから入った契約料で京都本社を建てて、
さらにルマン24時間耐久レースにも参加できたとのこと。
そういう意味ではよかったのかもしれませんが、
やはりこのクルマが日本の道路を走る姿を見てみたかった気もします。




☆エンジンは日産のL28で、最高出力145馬力。スーパーカーとして数字的には少し物足りませんが、車重が920キロしかないので、完調ならそこそこ元気よく走りそうです。低い「くさび型」のボディは今見ても新鮮です。デザインを担当したのは、童夢の社長・林みのる氏と、「違いの分かる男」由良拓也氏。このネタ、お分かりいただけるでしょうか?(笑)☆




☆こちらは「童夢 P-2」。アメリカでの市販を目指したとのことで、アメリカの保安基準に合わせてバンパーが大きくなっているのが分かります。その分「零」のほうがデザインのバランスは優れている気もします。これも結局計画半ばで立ち消えになったようで、もしアメリカで発売されていたら、日本にも逆輸入されたでしょうから、そう考えると少し残念ではあります☆