写真写りが良くて、実力以上に良い顔で写る人もいれば(笑)、
写真よりも実物のほうが素敵だと思える人もいます。
クルマも、写真で見るのと実物とでは、
印象が変わることが時々あるように思います。
そもそもクルマは「複雑な形をした立体」ですから、
平面の写真では、ボディの微妙な凹凸が正確に伝わらず、
本当の姿が見えにくいのかもしれません。
今まで実際に見た中で、
写真よりもカッコいいと思ったのは、
前にも少しだけ書きましたが、
フェラーリの「F40」でした。
また、フェラーリ・テスタロッサも、最初に見たとき、
写真よりも実物のほうが美しいと思いました。
F40が発表され、雑誌の写真で初めて姿を見たとき、
それまでのフェラーリに比べて、ボディラインがやや直線的で、
確かに格好はいいけれども、今ひとつ美しさに欠ける気がしました。
ところが、いざ実物を目の当たりにすると、
フロントフェンダーからドア、リアウィングにかけて、
ゆるやかな曲線を描いたボディラインが本当にセクシーで、
写真の何十倍も美しく、カッコよく見えたものです。
反対に、写真写りが良いクルマもあります。
それほどカッコよくないと思われるクルマでも、
特に自動車メーカーのカタログ写真などにおいては、
もちろんカメラマンの腕前のおかげでもありますが、
実物よりかなりカッコよく見える場合が多い気がします。
本当なのかどうか分かりませんが、カタログ写真に関しては、
少しでもカッコよく見せるために、車内に重りを積んで、
車高を低くして撮影する、という話を聞いたことがあります。
そのように「細工をして撮影された写真」を見た後、
ディーラーで実車を見ると、
妙に間延びして精悍さに欠ける感じがして、
何だか期待はずれな気分になってしまいます。
クルマの車高がスタイリングに及ぼす影響には絶大なものがあり、
たとえほんの2~3センチローダウンしただけでも、
たいていの場合、ノーマルよりかなり引き締まった印象になります。
ですから、重りを入れて撮影したら、
それだけでカッコよさが何割か増すのは、
ごく当然のことと言えます。
写真写りが良いクルマか、そうでないクルマか、
どちらが良いかと問われれば、
僕は、写真写りが悪いほうがありがたいと思います。
クルマは写真の中に平面で存在するものではなく、
現実にこの世界に形あるものとして存在するわけですから、
実物がカッコいいほうが、感動は大きいはず。
もちろん、実物のカッコよさをまったく損なうことなく、
すべての写真が美しく写っていれば、
それに越したことはないのですが(笑)。
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☆僕が写したこの写真よりも、実物は何倍もセクシーです(笑)☆
写真よりも実物のほうが素敵だと思える人もいます。
クルマも、写真で見るのと実物とでは、
印象が変わることが時々あるように思います。
そもそもクルマは「複雑な形をした立体」ですから、
平面の写真では、ボディの微妙な凹凸が正確に伝わらず、
本当の姿が見えにくいのかもしれません。
今まで実際に見た中で、
写真よりもカッコいいと思ったのは、
前にも少しだけ書きましたが、
フェラーリの「F40」でした。
また、フェラーリ・テスタロッサも、最初に見たとき、
写真よりも実物のほうが美しいと思いました。
F40が発表され、雑誌の写真で初めて姿を見たとき、
それまでのフェラーリに比べて、ボディラインがやや直線的で、
確かに格好はいいけれども、今ひとつ美しさに欠ける気がしました。
ところが、いざ実物を目の当たりにすると、
フロントフェンダーからドア、リアウィングにかけて、
ゆるやかな曲線を描いたボディラインが本当にセクシーで、
写真の何十倍も美しく、カッコよく見えたものです。
反対に、写真写りが良いクルマもあります。
それほどカッコよくないと思われるクルマでも、
特に自動車メーカーのカタログ写真などにおいては、
もちろんカメラマンの腕前のおかげでもありますが、
実物よりかなりカッコよく見える場合が多い気がします。
本当なのかどうか分かりませんが、カタログ写真に関しては、
少しでもカッコよく見せるために、車内に重りを積んで、
車高を低くして撮影する、という話を聞いたことがあります。
そのように「細工をして撮影された写真」を見た後、
ディーラーで実車を見ると、
妙に間延びして精悍さに欠ける感じがして、
何だか期待はずれな気分になってしまいます。
クルマの車高がスタイリングに及ぼす影響には絶大なものがあり、
たとえほんの2~3センチローダウンしただけでも、
たいていの場合、ノーマルよりかなり引き締まった印象になります。
ですから、重りを入れて撮影したら、
それだけでカッコよさが何割か増すのは、
ごく当然のことと言えます。
写真写りが良いクルマか、そうでないクルマか、
どちらが良いかと問われれば、
僕は、写真写りが悪いほうがありがたいと思います。
クルマは写真の中に平面で存在するものではなく、
現実にこの世界に形あるものとして存在するわけですから、
実物がカッコいいほうが、感動は大きいはず。
もちろん、実物のカッコよさをまったく損なうことなく、
すべての写真が美しく写っていれば、
それに越したことはないのですが(笑)。
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☆僕が写したこの写真よりも、実物は何倍もセクシーです(笑)☆