チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

アンコールは1度じゃない

2013-03-23 | 音楽

G線上のアリア
私も大好きな曲の1つ...
正直、自分で演奏していても、とても癒される
リラックスした時の心臓の鼓動と同じくらいのテンポで淡々と刻むベースラインの上に、美しいメロディーが流れ、シーンとしたフロアにも心地良く響くので、私は、よくホテルで演奏する時に選曲する

確かに、何度リピートして聞いても心地良いかもしれない
でも...
先週は、まさに「G線上のアリア」な1週間でした(苦笑

火曜日、「何かバッハの曲を」と、リクエストされて、迷わず、この曲を演奏したのですが、
まさに、期待通りだと言わんばかりに、お客様は喜んで下さり、大きな拍手を頂きました
この日は、至って普通の日。

翌日、ホテルでの演奏の際は、私は自ら選曲して2曲目に登場させたのですが、これに心を掴まれたお客様がいらっしゃったようで、しばらくして、スタッフが、「アンコールでもう1度」と伝えて来ました
私は、内心、演奏に耳を傾けて下さるお客様がいて下さった事に感謝し、選曲が成功した事に安堵し、心を込めてアンコールにお応えしました

でも、結局、アンコールは1度ではなかったのです(苦笑

スタッフが近くを通るたびに、「アンコール」をオーダーされ、もちろん、「アルコール」もたくさんオーダーされておられたようですが、私も次第に不安になってきました
(いつ解放されるのだろう...)

結局、G線上のアリアに関しては、45分の3ステージの間に、10回ほど演奏しました
他に、リクエストを頂いた曲もあり、そちらも4、5回ずつ...
いや、別に、そのお客様の貸切であれば、喜んで何度でもリピートするのですが...
きっと、事情を知らない他のお客様は、「このピアニストは、なぜ、こうもしつこく同じ曲を演奏するんだろう」と思われた事でしょう

そんな訳で、ちょっと困ってしまいまいましたが...
でも、お話してみると、とても良いお客様でした
ピアノ演奏を楽しむ事がメインでいらしたとの事で、そういうお客様も確実にいらっしゃるのに、今月いっぱいで演奏が終了してしまうのは、本当に残念な事です

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一区切り

2013-03-22 | 音楽

3月って本当にめまぐるしい! 今年は特にそう感じる状況にある

昨日は、お昼過ぎから講座を受講し、1度帰宅して、六本木のレストランで演奏...

10月から通い始めた講座も、一区切りついて、これで、目標にしていた2級認定を申請出来る
近日中に、申請書やレポートを提出して、最終的に認定されれば、晴れて認定講師を名乗る事が出来る
講座自体は、4月からも引き続き続き、更に上級の資格を目指していくと言うシステムだけど、私は、本当に区切りをつけて、皆さんとお別れをして来た

夜、演奏した六本木のレストランも、出演最終日と言う事で、皆さんにお別れをしてきた
まさに、お別れの1日...

六本木&丸の内、2ヵ所の演奏が3月までとなり、4月からのスケジュールがブランクになると分かった時点では、細々と演奏活動を続けながら、講師としての新た活動をスタートさせる事も視野に入れて、色々と下準備に入っていた
でも、やっぱり演奏活動の方をメインにしたい!
だから、同時に、4月からの演奏場所を得る為のアクションも起こしていたし、福岡でのイベントの事も考えていたし、本当にめまぐるしい日々だったと思う

先日デビューしたお昼のカフェ こちらも、今後、定期的に伺う事になります!
4月からの新しい演奏活動場所も確保出来たし、オーディションも1件控えている
チャレンジは、まだまだ続きます

お別れもあったけど、新しい出会いもたくさん待っています
例年より早く咲いた桜からパワーを感じつつ...

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S.O.S!

2013-03-14 | Weblog

当たり前の事だけど、日頃の体調管理はきちんとしているつもり...
簡単に穴を空けられる仕事ではないという自覚は、人一倍あるつもり...
実際、「風邪を引いた」「熱が出た」というような理由で、代理をお願いした事はない---
そんな私が、何と、事務所にS.O.Sを求めてしまった、しかも、本番2時間前に...

火曜日の事---
朝から不調は感じていたけれど、それは、毎月のリズムであって、想定内のものだったので、初めは全く心配していなかったのだけど、午後から、少し異変を感じ始めていた
「なんか、いつもと違うかも...」

いったん痛みも治まり、安心していたところ、そろそろ出かけるというタイミングで、とんでもない激痛に襲われてしまった
こんな事、初めて...

うめき声をあげながら七転八倒し、救急車を呼ぼうかと、何度も思った
這いつくばって、やっとの思いで、携帯をつかんだ
救急車より、まず、事務所に連絡...そういう意識はあったようで、とにかく連絡したのです
詳細を話さずとも、何かしら緊急事態である事は伝わったようで、電話はすぐに切れた
私は、冷や汗が出て、嘔吐し、尚も、うめき声をあげている状態だったけど、とりあえず、仕事の事は、事務所にお願いしたし、少し気持ちに余裕が出来たのか、救急車ではなく、タクシーを呼んで病院に向かおうかと、思い始めていたところだった
そんな小さな葛藤をしているところへ、事務所から連絡が入った
「あまりに急過ぎて、トラがすぐには見つからない。時間を稼ぐ為にも、とりあえず向かってもらえないかと...」
すぐに返事が出来なかった...
それが出来る状態なら、最初から電話していない...

まともに立てない状態で、うずくまってタクシーを待っていた
運転手さんがドアを開けてくれたけど、恐らく、「なんじゃ、コイツは...」と思っただろう...
まぁ、そんな事はどうでもいい

駅前で薬を買って、空きっ腹状態だったけど、急いで薬を飲んだ
鎮痛剤なんて、この10年以上、飲むような事もなく、常備さえしていなかったよ...
少し時間も経ったし、徐々に背を伸ばして歩けるほどになってきたけど、まだ痛む...
こんな状態で、演奏出来るのかって感じだったけど、向かっている途中で、薬も効いたのか、結局、4ステージ、お勤めを無事に果たした

リクエストもたくさん頂き、たくさん拍手を頂き、たくさん「ありがとう!」って言って頂き、写真まで撮って頂き、自分が必要とされた時間をとても感じる事が出来て、結果オーライ的な1日になったのが、奇跡のように感じられた

強烈過ぎて、忘れられない1日...

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予感

2013-03-12 | 音楽

目まぐるしい2週間だった

1月中旬、2月下旬と、立て続けにお店のクローズ、生演奏終了の情報が入り、茫然となってしまった...
どちらも3月下旬までと言う事で、これにより、4月からのスケジュールが、一気に真っ新に近い状態になってしまったのだ
もちろん、望んでいた事ではないし、ショックではあった...

けれど、不思議と悲観的ではなかったと思う
数か月前に見ていたスティーヴ・ジョブズ氏の、あのスピーチに、ひどく感銘を受けていたお蔭かもしれない...
こういう時こそ、前向きにいようって思えた事が1つ成長したなって思えたし、履歴書を書きながら、こういう事も含めて、私は今の活動が好きなのかもしれないとさえ思えた

目まぐるしい2週間のうちに、新たなお店との出会いがあり、新たな人との出会いがあり、このお蔭で、4月からのスケジュールもこれまで同様、いや、これまで以上に埋まってゆきそうな予感... 現時点では、あくまでも予感だけど...

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