頭の中は、すでに○○モード

今月から週1回のカフェ演奏が復活したというだけで、なんだか10月は一気に忙しくなったような気がした...いや、想定外のアレやコレを抱えてしまったりして、実際、今年1番と言えるくらいに慌しかったと思う

うかうかしていると、今年も一気にクリスマスシーズンがやってくる
気が早いと思われるかもしれないけど、そう思って、早々に図書館に出かけてイメージに合う譜面探しをしたり、アレンジの素材になりそうな情報を収集したりしていたのでした
実際、とても手をつける余裕がなかったのですが...

でもでも、私の頭の中は、すでにクリスマスモードだし、意識的にイメージをちらちらさせています
普段、演奏しているようなJAZZ&POPSのナンバーに加えて、クリスマスソングや、「雪」とか「冬」などのイメージに合う曲をちりばめた内容にしたいと思っています
クリスマスソングは、12月限定の季節もの
ちょっと遅めのとりかかりになってしまいましたが、これから頑張って準備して、なんとかイメージ通りのあったかな雰囲気を作っていきたいと思っています

自分についての独り言

ココだけの話---
バレエのレッスン中に脚を痛めていました...これが、おそらく肉離れというやつだったのだと思います
8月、夏真っ盛りの頃だったので、もうかれこれ2ヶ月経つ訳ですが、まだなんとなく違和感が残る感じです
そのおかげで、スポーツクラブに足を運ぶ回数は必然的に劇的に減りました
...というか、本当は、しばらく足を運んじゃいけないくらいのケガだったんだと思います

それでも、通わずにはいられない！
他のレッスンはともかく、バレエだけは休めない...（キッパリ！）

そう思って、週１，２回バレエの時間だけクラブに通う生活を送っているわけなのですが、今となっては、「ケガをきっかけに、こういう習慣がついて逆に良かったなぁ...」と思っていたりします
それにしても、バレエ色に染まってしまった自分が本当に不思議でたまらなくて、「一体、私って何なんなのよ？」と思っていたりもします

復帰第1号

目黒のカフェでの復帰初ステージは、土曜のティータイムでした
当日まで台風の影響が残りそうで、ただそれだけが気がかりでしたが、上出来のシチュエーションで迎えることが出来ました

平日は、なかなか時間を取るのが難しいと言われる方も、「久しぶりに会えるのを楽しみにしています」と連絡を下さっていたし、私も楽しみにしていたのでした
予定通り足を運んでくれた友人たちのパワーというのは、それはそれはすごいもので、「きっと、この方達のパワーが、あの台風を追いやったんだな...」と思わせるほど、強力なのでした
そして、そのパワーに影響され、偶然その場に居合わせた結婚式帰りの団体さんたちも、まるで私の演奏を目的に訪れたかのように、1曲1曲に対して拍手を下さるのでした

こうして、まるで私のワンマンライブのような最高な形に出来上がった空間の雰囲気は、私にパワーを与えてくれました
今までも感じていたけれど、本当に応援して下さる方々のお蔭で、私、こうして好きなことを頑張れるんだなぁ
と、強く感じないではいられませんでした

演奏を聞いて下さった皆様、復帰を喜んでご連絡下さった皆様、復帰第1号の成功を祈ってくれていた皆様、本当にありがとうございました
大感謝ですっ

寅さんの言葉

何気なくつけていたテレビの画面の中に「寅さん」を見つけたので、何となく目で追ってしまった...
映画の1シーンがさらっと紹介されただけのほんのわずかな時間の中、寅さんが語った1節---

満夫：「おじさん...人って何の為に生きてるんだろう？」

寅さん：「何の為に生きてるかって？随分難しい事を聞くんだなぁ。そうだな...生きてりゃ、年に２，３回ぐらい　“あぁ...生きてて良かった...”って思えることがあるだろ？その為に生きてるんじゃないかな...？」

細かい言い回しには自信が無いけれど、この時の寅さんの言葉、すごくすごく身に染み入って涙が溢れてきたのでした

一人で演奏活動をしていると、どうしても気持ちの浮き沈みが激しくなります
気持ちがひどく落ち込んで「私、何の為にこんな事やってるんだろう？」と、深く思い悩む日もあれば、とても幸せな気分で満たされて「やっぱり、私にはピアノしかない！続けてきて良かった...」と自分を誇らしく感じる日もある...
本当に、この繰り返し...
こういう気持ちを繰り返しながら生きている自分自身に不安に感じてもいたけれど、寅さんが「それで良いんだよ」と、メッセージを送ってくれたような気がしたんだと思う