姉御

激しい運動は「やらない方が良い」というのは、いろんな人のアドバイスもあるし、何と言っても自分で「無理」だと自覚しているので諦めがつくけれど、「バレエは続けたい」という気持ちは私の中でメラメラにあるし、バレエに参加出来ない事は今の私にとって、かえってストレスになってしまうので、無理の無い程度に参加しています

何だかんだ言っても、1年半続けてみると、ますます魅力にはまっていく一方だし、
一緒に同じ時間を共有する事で、年齢は関係なく随分とお友達が出来た事は、私にとっての財産だと思っています

少しずつ...本当に少しずつだけど、仲良くなった人とプライベートについても語り合うようになってきた...
その中で、私の活動に興味を持ってくれ、実際に演奏を聴いてくれた方は、必ずと言って良いほど「良かった」と言ってくれるし、実際、リピーターになってくれている方もいるのは、とても嬉しい事です

先日、来て下さった方は、私が「姉御」として慕っている方...
ダンス歴も長く、バレエのレッスンの合間にも、すごく私の体調を気遣ってくれるのです
噂で、私の活動の事が耳に入ったらしく、「是非、聴いてみたい」と言って下さったのです

「1stステージだけ」と予め聞いていたので、終了後にご挨拶に行くと、
「すごく素敵だったから、2ndも聴いてから帰るね」と言われて、私はたまらなく嬉しくなってしまったのでした

終了後、一緒にお店を出て、一緒に帰りました
多分、姉御も私から何か刺激を得てくれたような、そんな気がする...
頑張っている人には、頑張っている人の気持ちが分かるものだから...
「良かったよ自信を持ってお勧めする！諦めないで頑張って続けてよ！」という言葉にじーんときた...

家に帰って、頂いた花束の中にカードを見つけ、さらにじーんときた...
「素敵な時間をありがとう！」

ふれあいの場

各月に1度というペースで訪れているベーカリーカフェ

今年初めての演奏ということで、私自身も楽しみにしていたし、「今年もよろしく」の気持ちを込めて、いつもより早めに...と思っていたら、予定より随分と早く到着してしまったのでした

そのせいもあって、ちょっと遅めのランチの方々で店内はにぎわっており、私はかろうじて見つけたスペースに「ご一緒してもよろしいですか？」と、入り込むという状況だったのです

ランチをとろうとしている私に対して、
「あ！おなかすいてんのね」と、近くに座っていた女の子が一言発してくれた事で、一気に場がなごみました

ちょうど、私の甥っ子＆姪っ子たちと同じ年のおちゃめな女の子...
無邪気な言葉の一言一言が、可愛くてたまらないのでした
こうして、仲良くなったのをきっかけに、お母さんも私に気を遣ってくださり「お姉さんのピアノ、少し聴いて帰ろうか？」という流れになったので、私も時間より早めに演奏を始めたのでした

「多分、途中で失礼する事になるかと思いますので...」と、申し訳なさそうにお母さんは言っておられたのですが、私の予想以上に長く聴いてもらえました
そして、「もう帰るからね！」と、私のすぐ近くまで言いに来て、手を振りながら帰っていったのでした
その様子を見ていた他のお客様の顔も思わず笑顔がほころんで、私もつくづく「あったかい場所だナァ」と嬉しくなったのでした

ステージ後の打ち合わせで、「お子さんも多かったですし、ディズニーの曲をたくさん弾かれてたのは、なかなか良いアイディアだなぁと思いましたよ」とか、「他の奏者に比べて、演奏のレパートリーの幅が広いなぁと感じます」とか、スタッフの方にも喜んで頂けた事が、何よりの励みです
今年もよろしくお願いします

最後に。。。
リクエストされたアンパンマン、弾けなくてごめんね！

E.S.T

夫と久しぶりにジャズを聴きにオーチャードホールに出かけた
E.S.T（Esbjorn Svensson Trio）というスウェーデンのピアノ・トリオ
実は、このトリオの演奏を聴くのは２度目なのです

前回は、ちょうどユーロ・ジャズという存在を意識し、興味を持った頃だったので、余計にその斬新なサウンドに感銘を受けたのを今でも覚えている...

そんな彼らの演奏を聴くチャンスが再びめぐってきたのでした
全曲、彼らのオリジナル曲だった事、そして、何年も同じメンバーで演奏をしてきている息のピッタリ合ったサウンドが、本当に耳に心地良くて、見ていてもチームワークの良さがすぐに分かるし、伝わってくる
まさに、彼らの世界に引き込まれる感覚でした

ジャズというと、お酒を飲みながら...とか、食事しながら...というイメージもあるけれど、こういったしーんと静まり返ったホールで聴くジャズもいいものだなぁと思うのでした

本当に素敵な時間でした

あの頃が1番....

思った以上に体調が安定してきているのを感じている今日この頃...
先日、今年最初の診察を受けに行ったのですが、
「ここで無理をすると充分に再発がありえるから...」と、くれぐれも無理をしないように念を押される一方で、薬の量を減らしてもらえた事は、嬉しくてたまらなかった

このリスクとずっと付き合っていかなければならないという事か...
そう考えると、ちょっぴりブルーになってしまうのだけど、でも、以前に比べるとそれを受け入れる準備が出来てきたような...
ある意味、“ちょっとふっきれた感”が出来たのかな？きっと...

受け入れられない時期が、やはり１番辛かった
先の事が不安でたまらなくて、アドバイスを素直に聞き入れられなかったあの頃が...

弾き初め

今年初めての演奏は、目黒のカフェでのティータイム
お店のスタッフへの新年のご挨拶から始まり、気合充分で臨みました

寒い季節のオープンカフェというのは、ちょっぴりお客様も少なめという事もありますが、広い空間を贅沢に感じる事が出来るという点で、決して嫌いではないのです

1stステージを終えて席に着くと、たまたま隣の席に座っていらした紳士が、声をかけてくださいました
「僕は、シャンソンをたまに聞きに出かけるのですが、ジャズも大好きなんですよ」
仕事の合間らしく、テーブルに書類を広げていらしたのですが、テーブルにはワインが...（笑）
頭を掻きながら、「内緒だよ！」というジェスチャーで私を笑わせるのでした

今月も、5回のステージを予定しています
弾き初めから楽しい出会いにも恵まれ、気分良くスタート出来た事が、何より嬉しいのでした

厄払い

昨年は---ある意味充実した1年でした
それは確かなのですが、一方で、戸惑い悩むようなトラブルも多かったのです
しかも、同じ職場の友人も、やはりそんな感じだったので、お互い「なぜなんだろう...？」と、話していたのですが、結論としては、「もしかしたら、厄年だから...？」という結論で強引に落ち着きました
私にとっては、思ってもいなかった衝撃でした
なんと厄年だったとは...彼女に言われるまで知らなかったのです

そういう訳で、年明け早々、お払いに出かけてきたのでした
久々の和服に自然と気持ちも引き締まります
ただ、「今年1年を無事に...そして充実して過ごしたい」という一心で、自然と気合が入るのでした

新しい1年の初めの大イベントを終えた気分です

二人で迎えた新年

あけましておめでとうございます

昨年は、夫の転勤話にやきもきする気持ちが、「ピアノの活動基盤をどうしても今ココで築いておきたい」という気持ちを後押しして、頑張った結果が残せた1年だったと思っています
今年も、この活動を安定して続けてゆきながら、また新たな夢に向けてチャレンジしてゆきたいナ...と、初日の出を拝みながら思うのでした
皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします


体調の大事をとって、双方の実家には帰省せず、夫と二人で迎えた新年...
結婚10年を迎える節目、そして、春に引越しを予定している私達にとって、この家で迎える最後のお正月となりました

買出しに出かけた先で、めまいが出た事もあり、「頑張ってお節なんて作らなくて良いからね」と、言ってくれた夫に救われ、「それでも形だけねッ」と、簡単にお雑煮と、彩り良くその他諸々を作ってお重箱に詰めてみました

おぉ～、なかなかお正月の雰囲気は出来たじゃん！