チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

ハングル能力検定

2005-05-30 | 資格
来月受けてみるつもりで申し込んでいたのですが、ようやく受験票が届きました

去年の今頃は、まったく読み書き出来なかったのですが、最近は、なんとなく読めたり、ちょっとした挨拶などは分かるようになりました
勉強の仕方としては、かなりスローペースで来ましたが、少しでもかじった成果を試してみたくなって受けてみようと思ったのです

興味を持ったきっかけは、「冬のソナタ」でした

昨年3月---たまたまテレビで流れた「ピアノを弾いている男の子」の映像と「ソナタ」という言葉が気になっていたこともあり、ドラマにちなんだ音楽会形式の特番を見たのでした
ピアニスト島健さんのアレンジによるストリングスとの共演
すべての曲が新鮮で美しく印象に残った事もあり、私は自然とドラマを見始めたのでした---

以後、急速にその世界に引き込まれていったのです

「なんだろう...この感覚...」

ドラマの中の俳優さんたちの演技力...美しい自然...シンプルで美しい音楽...
すべてが一丸となって絡み合い表現された作品のように思えたのでした

話は少しさかのぼって...
サッカーW杯で戦う韓国の選手にはもちろん、サポーターたちの姿を見て思わず感じた熱いもの...
あの時と同じく「言葉にするのは難しいけれど、心に深く届く感動のようなもの」を感じたような気がしたのでした

韓国の人々の表現力の高さの背景には、自由に表現する事が許されない時代を生きていく中に自然と宿った「ハン」という独特の感情がある為だみたいな事をちらっと聞いた事があるのですが、なんとなく分かるような気がします

今まで知らなかった文化に触れたという経験は、少なからず私に影響を与えたし、今後も何かの形で生きてきそうな気がしています



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音のプレゼント

2005-05-24 | 音楽
また1つ年齢を重ねてしまいました...
新しい1年のスタート。どんな1年になってゆくのでしょう...なんか楽しみです

午前中、私はグランドピアノのあるスタジオを借り、(普段は、電子ピアノにヘッドフォンという状態での練習しか出来ないので、たまーに借りるのです)優雅な気分で練習を楽しんだあと、今日の演奏を録音して残してみることにしました

前々から欲しかったYAMAHAのsound sketcher...
「誕生日プレゼントに夫に買ってもらう」ということで交渉成立していたのですがつ・い・に、手元に届いたのでした~

このサウンドスケッチャー!
その名の通り、音をスケッチするようにとても手軽にレコーディング出来るので、今後大活躍しそうです
軽くて持ち運びも便利だし、マイク内蔵なので簡単なボタン操作だけで録音可能!
しかも録音したものはMP3ファイルとして記録出来る為、メール添付で送る事も出来るのです!

今日は、とても気持ち良い環境で良い録音が出来たので大満足

遠くロンドンから、とても心のこもった「おめでとう」メッセージを送ってくれた友達に、お礼として、早速、音のプレゼントを送ってみたところ、1時間後には「届いた!」とのお返事が...

すごいっ!
なんか、感激だなぁ~
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春の醍醐味

2005-05-22 | お料理
法事で長野の木曽福島へ行きました

福岡県出身の私にとって、結婚するまで縁もゆかりもなかった長野というところに、初めは何となくなじめないものがあったのですが、訪れる回数が増えるにつれ、その自然の美しさを楽しむ余裕が出てきました

この時期の長野の新緑の美しい事
その鮮やかな緑と、まだ少し雪の残る山の白と茶のコントラストが目の前に広がり、何とも言えないほどの感動を覚えます
でも!楽しみはその景色だけではありません

今回、初めて採れたての山菜を買って帰り、天ぷらにしたのですが、これがもう絶品でした!!

正直、初めて扱う食材に、どこをどう調理して食べるのか分からず、最初は戸惑ったりしたのですが、レシピを検索してみると、いろんな情報が....

ホントいい時代になりました

「旬のものを新鮮なうちにいただく」
という当たり前のようにも思える事が、今更のように贅沢な事に思えます
体の中から自然とパワーが沸きあがってくるような...
春の山菜に、そんな不思議な感覚を感じながら、自然の恵みに改めて感謝したひとときでした...
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IF...

2005-05-17 | Weblog
結婚記念日の今日、改めて思うことがあります---

もし私達が出会っていなかったら...
もし私達が結婚し一緒に人生を歩んでいくという道を選んでいなかったら...
もしあの時、あなたがピアノ教室の見学に私の手を引いて連れて行ってくれてなかったら...
もう一度習ってみたら?と言ってくれてなかったら...
今、私はこうして再びピアノを弾いていたかな...と


音楽の世界に心を閉ざしていた私が、
音楽に限らず
何事にものめり込んで行く事を怖がり自分にブレーキをかけてきた私が、
今、こういうキラキラした気持ちで
「チャレンジしてみよう」と思える私になれたのは
あなたのおかげなんだと...


あなたの毎日一生懸命頑張って生きている姿が
「私も頑張らなくては!」と思わせるのと同じように、
私の頑張る姿からあなた自身が頑張れるパワーを感じてくれたら嬉しいのだけど...

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最後のレッスン

2005-05-16 | 音楽
私が9歳になる頃---先生一家が転勤のため遠くへ引っ越す事になり、その為、新しい先生の下でレッスンを続ける事になりました---

新しい先生は噂通り厳しい先生でした

叱られないように一生懸命練習する...練習量がどんどん増えてゆく...
どんどん上達してゆくのが嬉しくて楽しくて...私自身は全然へっちゃらでした
へっちゃらでなくなったのは親の方でした
長時間練習音にさらされるストレス、長時間の練習音に対するご近所への配慮、それに私の将来に対する不安や心配...etc.

そんな気持ちが、次第に親の口調や態度に変化をもたらしてゆきました
私は「頑張れ」ではなく、「あまり頑張るな」と言われる環境の中、いつしか親の顔色を伺いながらピアノを弾くようになっていったのでした

そのうち、小5で右手に致命的なケガを負った事で少しずつ先生の熱も冷め始めたように感じるようになると(被害妄想?!)、「頑張って長く続けていっても意味が無いのかも...」と思ったりするようになりました
中学で部活が始まり、練習時間の確保が難しくなっていくと、いよいよ「レッスンをやめる日が近づいている」と感じ始めました

当時、通っていた中学校では部活動は必修で、「体が弱く、体力的に無理」などの特別な理由が認められない限りは、全員が何かの部活に所属していました
私は小学校を卒業する前から、中学での部活動に憧れを抱き、その念願通り部活動に励んでゆく事になるのですが、その活動内容はとてもピアノと両立できるようなものではありませんでした
家では「朝練もダメ、夜練もダメ」。それならばと音楽の先生に昼休みに音楽室の鍵を開けて欲しいと相談した事もあったのですが、許可はおりず...

明らかに練習量が足りない中、こわごわ受けるレッスンでは叱られる事も多くなり、時に5分でレッスンを強制終了される事もありました
(どうすればいいんだろう...)
先生に「用意しておきなさい」と言われていた真新しいショパンの教本に手にしながら、私はひとりで葛藤を繰り返し、やがてある決心をしました
「この本の中の曲が1曲仕上がったら、その時レッスンをやめよう」と...


母にその意思を伝えた時、母は母で複雑だったのでしょう...
いよいよやめる直前になって、「無理してるんでしょ?本当にやめてしまって良いの?」と聞いてくれました
その時、私は母が「本当はやめたくない」という気持ちを分かってくれているだけで充分だと思ったのでした

「やめるなら、憧れのショパンの曲を1曲弾いてから」
その思いが達成された時、私はその満足感を支えにピアノと距離を置く事になりました

中学1年の夏の事でした...



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エリーゼのために

2005-05-12 | 音楽
少しずつ譜面が読めるようになり、少しずつ曲っぽいものが弾けるようになってきた頃...まず憧れた曲は、ベートーベンのエリーゼのためにでした

この曲については、今でも忘れられない思い出があるのです---


とある日のレッスン---
私は思い切って先生にこう切り出しました
「先生、『エリーゼのために』の楽譜、持ってますかぁ~?」

先生は、すぐに探して見せてくれました
憧れの楽譜とはどんなものかと、かなり美化してワクワクしていたのですが、
先生のものは、とても古くて、なんだか「エリーゼのために」に似つかわしくないなぁ~と思ったものでした
でも、それを実際手にとって開いてみると、やはり感動...
そして、想像以上の楽譜の複雑さに思わず固まってしまったのでした


「まだ弾くには難しいと思うけど....」
先生はそう言いながらも、じっと楽譜を見つめたまま動かない私からテレパシーを感じてしまったのでしょう
「すぐに返す、汚したりしない」という約束で、それを貸して下さったのです

先生の言うとおり、それは当時の私にとってすぐに弾ける曲ではありませんでした
でも、「いつか弾けるようになりたい、練習したい、この楽譜が欲しい~!」と思った私は、なんとそれを写譜し始めたのでした

当時、父が職場で発生する裏紙を持ち帰り、子供たちの落書き用にまとめてくれていたのですが、それが、サイズ(A4)としてもぴったりでした
(よし!これで作ろう!)
まずはご丁寧に表紙から...
次に、ボールペンと定規を使って5線紙を作り、そこに鉛筆で譜面を写していく....
書いては消し、消しては書き....少しずつ出来上がっていく楽譜にワクワクしながらも、それは、思った以上に大変な作業でした---

必要なものをいかに工夫して代用するかという時代だったなぁと思います
今でこそ、A4サイズの5線紙も、コピーというも当たり前の事に感じますけれど...

翌週のレッスン---
「先生、『エリーゼのために』の楽譜、もうちょっとだけ貸して下さい!」
不思議そうな顔をする先生に、私は未完成の譜面を見せて説明しました
「まぁ!!これを書いたの? ちょっと、この子ったら...(なんて子なの?!)」

そして、ぽかんとする私に向かって、諭すようにこう言われたのでした

「そんなに貸して欲しいって言われたら、先生だって貸したくなる。でもね、貸してあげられない。これを書くの、ものすごく大変だったでしょ?時間がたくさんかかったでしょ?今度から欲しい楽譜があったらお母さんに言ってごらん。お母さんにお願いしたら、きっと買ってくれるよ。いいわね?それにしても、先生、本当にびっくりしちゃった。まさかこんな事するなんて思わないもの...よく頑張って書いたのねぇ....

目の前のレッスンをおろそかにし、こういう事で練習時間を削ってほしくないという思いと、純粋な子供の思いがけない行動に思わず熱いものを感じてくれた気持ちが入り混じったような言葉だったのでしょうか...かすかに目を潤ませながら、私が一生懸命に書いた譜面を手にしてこう言って下さった先生のコトを25年経った今でも忘れられないのです

やがて手書きのエリーゼのためには、未完成のままその姿を消してしまったのですが、母に買ってもらったエリーゼのためには、今でも私の手元に残っています
すっかり全体が薄茶に日焼けしたその楽譜は、まさにあの時先生にお借りしたものと同じような姿をしており、それを見るたび、ちょっとホロッときてしまうのです

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はじめてのピアノ

2005-05-12 | 音楽
これは私が5歳になる少し前の記憶---
引っ越したての新しい家の子供部屋には電子オルガンがありました
今、思えばとても不思議
欲しがって買ってもらった訳でも無く、両親が弾いていた訳でも無い
誰も使えないのに...

幼稚園に通い始め5歳になった私は、お遊戯や歌が大好き
とりわけ先生の弾くオルガンに興味深々でした
いつの頃からか、なんとな~く先生の弾く短い歌の伴奏を真似しながら
家のオルガンをさわり始め、
試行錯誤の末、ついに弾けるようになったのでした
(指使いはでたらめでしたけれど...)


おそらく、
母はこの日をきっかけに、近所のピアノの先生を探してくれていたのでしょう
ある日、母に手をひかれて出かけると、そこにはとてもピアノが上手なおばちゃんがいて、私はその場で聞かせてもらった演奏にとても感動したのでした

  「あのおばちゃん、すごいピアノ上手やったね~!」
  「....

その時はよく状況が飲み込めていなかったのですが、
こうして私はピアノのおけいこに通うことになったのでした

おけいこを開始して少し経った頃、我が家に立派なピアノがやって来ました
私は、ピアノが大好きで、ピアノを弾くことがただ楽しくて、とにかく夢中になってゆきました


そして、あの電子オルガンは、また誰からも触られなくなり、
ふと気づいた時にはその姿を消してしまっていたのでした...
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子供のころに夢見ていたこと

2005-05-11 | 音楽
6歳の頃に夢見ていたこと...
それはピアノの先生になることでした

その夢はかなうことなく
ずいぶん長い間、ピアノと距離を置いて過ごしてきたのですが
今、わたしはピアニストとして音楽活動する事にチャレンジしています

活動自体は思うように進まない事の方が多く、
とても地味なものですが、
今、「やっぱりわたしはピアノを弾くのが好き」と感じながら演奏できることを
心から幸せだと感じています
ゆっくりと少しずつだけど...
その貴重なチャンスを大切にしながら、心を込めて演奏してゆきたい...
そういう思いを全身からピアノの音に込めて表現してゆきたいと思っています


ピアノとの出会い、別れ、そして再開に至った経緯などにも触れてゆきながら
私のチャレンジの記録を
これから少しずつこの場に書いて残しておきたいと思っています
今のこの気持ちを大切にするために、そして今度こそピアノと離れることのないように...

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節目の5月に

2005-05-10 | Weblog
5月....1年の中で1番大好きでをパワー感じるとき
わたしの1年の節目となる月でもあります

毎年自然とこの時期に、
新年にたてた目標を軌道修正しつつ気分を切り替えたり、
自分にエールを送ったり、
あたためているイメージについて
何らかのアクションを起こしたりするように心がけているような気がします

今年もやりたい事がいっぱい。。。

まずはブログにチャレンジしてみよう...っと

ここに
これまでの私、そしてこれからの私の足跡を残してゆくためにも...

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