ひと月遅れの...

６月も終わろうというこのタイミングで...
思いがけず、職場でお誕生日のお祝いをしていただきました

週１日ペースで顔を出しているこちらの職場では、毎月決まった業務を限られた時間内に終える事が私の役割！
「たまにしか来ないけど、来た時はいつも忙しそう」という事で、なかなかタイミングを見出せなかった...との言い訳つきでしたが（笑、
「ジャジャーン！！」とキャンドル＆Happy Birthdayのチョコプレートつきのデコレーションケーキが目の前に差し出されると、私は声も出せずに、ただ、目を見開くばかりでした

私なんかより、よっぽど大変で、忙しそうにしている皆さんなのに、こうして私なんかの事にまで気を遣ってくれる優しさが、言いようもなく身にしみて、思わずホロッときてしまいました

仕事中という事もあり、あまり長く余韻に浸る時間が無かったのはヒジョーに残念でしたが、人数分にカットされたケーキは、甘い物好きの皆さんのそれぞれの胃袋におさまり、幸せなひとときを与えてくれたのでした

忙しい環境だからこそ、こういうさりげない気遣いや、優しさって、大事なのかもしれません
「頑張ろう！」って前向きになれるきっかけって、本当に単純なところにあるのかもしれません

初心忘るべからず

フレンチ・レストランでのディナーBGM...
今回は２度目ということもあり、少しは気持ちの余裕があるのかと思いきや... ...
当日ぎりぎりまで選曲に悩んでみたり、「団体の予約を頂いている」という事前のインフォメーションに緊張してみたり...
それなりに、なんだか落ち着かないものを抱えてしまっていたのでした

でも、「いい演奏をしたい」という思いは強く、本番の時間に向けてのテンションの持ってゆき方は、ちゃんと意識していたのでした
「私の運命の戦いは、（早朝ではなく）夜だから！」と、ブラジル日本戦は、いさぎよくリアルタイムで見る事をあきらめたし...（笑

つい最近、レパートリーに加わった曲も織り交ぜながらの２ステージ
いつもあたたかく応援してくださる皆さんが、今回も駆けつけて下さって、本当に心強い限りです
仕事を早めに切り上げて来てくれた夫も同じテーブルにつき、このひとときを楽しんでくれていた様子が嬉しく、改めて「こうして皆さんに支えてもらえているからこそ、頑張れるんだなぁ」と思うのでした

今日は、レストランのお客様も多かった上に、隣の一角ではパーティー・イベントが行われていて、スタッフの皆さんも大変そうでした
６月という事もあり、ブライダル関係のイベントも多く忙しい中、今日の演奏のポスターを作成して掲示して下さっているのを見ると、やはり嬉しいのでした

皆様のおかげで、今回も無事に終えることが出来ました
ありがとうございました！

帰り道、夫といろいろ話しながら思ったのは、私もこうして活動を続けていく中で、知らずと欲が出てきているんだナァということ...
それは、真剣にやっているからこその自然な現象だと思うし、ステップアップを意識する上で、むしろ必要な事とさえ思う
夫に言われて、改めて「初心」を振り返ってみて、なんだかハッとする思いがしました
「また新鮮な気持ちで頑張れそう！」と思えた夜でした...

思わぬ偶然

いつもの電車に乗り遅れて、ギリギリで到着したカフェ
ピアノのセッティングもされており、日差しは無いものの、半オープンのカフェは、ティータイムを過ごすお客様で割りと込んでいました

時間を気にしながら、店内に足を踏み入れ、10歩程進んだところで、後ろから名前を呼ばれてハッとしました
わ～、びっくり
なんと友人だったのです！

今日の演奏予定を知らせていた訳でもなかったので、彼女もこの場に私が現れることも、ましてや、ココで今から演奏することも知らなかったので、びっくりしていました
それに、以前送ったカードを見て、何となく記憶はしていたけれど、あくまでも今日は、たまたま立ち寄ったカフェだったらしく、「ピアノがある素敵なカフェ情報」として、私にメールしてみようと思っていたところだと言うのです

出産を間近に控えた彼女...お天気がすっきりしないので、今日は、外出を随分と迷ったのだそう...
学生時代からのご友人に誘われ、2歳になる娘さんと出かける途中、このカフェに立ち寄り、まさにこれからカフェを出ようとしていた時だったので、少しタイミングがずれていたら、会えていなかったかもしれません
なんてすごい偶然
こんな事ってあるんですね...

短時間に、興奮状態でこれだけの事を伝え合った後、
せっかくなので、30分程さらにまったりしつつ、1ステージだけ演奏を聴いてもらう事になりました

久々に演奏する姿を見守ってくれた友人は、「背中の緊張感がとれてきたね」などと、彼女らしいコメントで私を笑わせつつ、「ココのカフェだったら娘を連れてきやすいし、出産前にまた来れたらいいなァ」と言い残して、お店を出て行きました

今日は、本当に会えて嬉しかったヨ
思わぬ偶然に本当に感謝！

わたしの周りの彼女たち

すごくラッキーな事に、私の周りには「“自分の世界”を持っていて、それを表現する」という夢の実現に向けて頑張っている友達が多いのです
こういう友達に恵まれるという事を本当に嬉しく感じています
そして、まるで何かに引き寄せられるかのように、出会えたという縁が不思議に感じられたりもします

同年代の女性で、普段はなんとなく似ている環境にいそうで、共通点や気が合う部分が多いけど、頑張っているジャンルはそれぞれ全く違う...というのが面白くもあり、変な嫉みも無い分、余計にイイ刺激になっているような気がします

私からすると、全く知らないジャンルの世界を、その友達を通じて知る事が出来るのは、それだけで刺激になるわけです
それに、影での苦労や努力を聞いていると、「ジャンルは変わっても、案外、似たような事で悩んだりしているんだなぁ...」と、余計に共感出来るし、自分も頑張ろうと思える...
そして、彼女たちもそれぞれに、私の音楽活動の事を気にかけてくれたり、応援してくれたりしながら、「頑張ってるのネ！私も頑張ろう！」と言ってくれる事が、私にとっても支えになる...
すごく良い出会いだなぁと思うのです

たとえジャンルは違えど、自分の思い描くイメージに向けて進もうとしている点では、何一つ違う事は無い
共通して言える事は、普段からアンテナを張っているという事...
そして、貴重なチャンスを生かしているという事...
そして、そして、陰ながら努力をしているという事...
そして、そして、そして、理想と現実の間で自分なりの葛藤を抱えている事...

どうか、これからも、お互いイイ刺激を与え合える存在でいられますように...