羊毛フェルトクラフト Little field

羊毛フェルトで作る小さな世界 Little fieldの ほんわ家(ほんわかと読みます)おのよーこの日記です。

父親の命日

2009-02-28 17:05:58 | えとせとら
 今日は、私の父の命日です。
もちろん、命日は毎年巡ってきてはいたのですが、
私にとっては今年の命日は少し意味のある命日です。

 父が亡くなったとき…
母は、今の私と同じ43歳。
私は、今の娘と同じ中2(14歳)でした。

 要するに、今この時点で
自分の夫が亡くなったら、私はどうするだろうと
思いが巡るわけです。

結婚して18年、
あきらかに、父親と過ごした時間よりも
夫や子供と過ごした時間のほうが長くなったことになります。

 亡くなってしまった父親は
ほんとに、もう、私の中では仏様なんですよね。
忘れはしないけれど、
正直…大人になるまで父親がいた人ほど
愛着はないのかもしれないです。(--;

 それに生きていたときは酒乱で
お酒を飲んでは暴れたので、良い思い出はない…
に等しいです。

 だから、亡くなってしまった父親よりも
父がなくなってから後、生きてきた母親の
生活を考えるとそちらのほうが感慨深いものがあります

 父が生きている間も、亡くなってからも
私の目に映った、母の生き様は苦境に満ちていました。

 ただ、その苦境というのは
実は、彼女自身が「自らのさだめ」として呼び込んで
しまっているようなところもありましたから
仕方ないことだったのかもしれないと…
今は思います。

 今日、亡き父親の墓前に生花とお線香を供えながら
私が考えたことは…

 諸般の事情から、帰るべき実家の無い私は

 娘が将来結婚したときに、
家族を連れて帰ることができる実家が存在しているように
私は今の家庭をしっかり守っていきたい
ということでした。
コメント
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