私の誕生日に息子がプレゼントしてくれた映画チケット
「そして父になる」が公開されたので
観に行ってきました。
副題を観て解るように
出生時に起きたトラブルにより子供がすり替えられ
小学校入学を目前に
6年間育ててきた子供が実は自分たちの子供ではなかった
ことを知った2組の夫婦・家族の苦悩を描いた映画です。
ネタばれになるといけないので
詳しいことは書きませんが
映画を観ながら考えたことは
自分がこの立場だったらどうしたかな?
ということ。
仮に今手もとに居る子供が2~3ヶ月くらいだったとしたら
やっぱり自分のお腹をい痛めて産んだ子供を育てたいって
お互いの子供を交換できるかもしれないけど
(↑これも実際にその立場になってみないとわからないなぁ)
6年も育ててしまったら、
「血」よりも「育てる」という実績?を重視するかな・・・。
生まれてから6年て人間性を育てる最も重要な時期で、
親子がもっとも密接に接しているときです。
その過程をともに過ごした子供が
たとえ、自分と血がつながっていなかったとわかったところで
その6年を無かったことなどにできないでしょ?
我が家の子供が
仮に出世時に取り違えられたとして
まぁ、二人とも、骨格とかかなり似てるなって思うから
絶対他人の子供ってことはありえないし
娘に至っては出世時3900gもあって、
他の同時期に生まれたお子さんたちは
3000g未満の赤ちゃんだったので
間違いようがなかったけど
(何しろよその子より一回り大きい!!)
今更、あなたたちの子供じゃありませんでした
って言われても、
私が育てた子供なんだから、
今さら、血のつながりとか必要ないな・・・って思います。
子供たちからしたら、
この人が本当の親じゃなくてよかったって
思うかもしれないけど・・・。
いろいろな考え方があって当然だし
正しい答えなんてないと思うけど・・・
とても考えさせられる映画でした。