新年が明けて早くも1週間が過ぎようとしています。
突然ですが…
昨春、新卒で就職した息子が転職することになりました。
息子が学生時代に就職内定が決まったときから
卒業して就職してもずっと
その就職先に対して
私の心の中に引っかかるものがありました。
昨年の春、息子の家の引越しを手伝いに行って
ずっと何かをやり残した感があったこと…も
それは多分
息子が映像業界でCGを作ることを目指して進学したのに
それをやめて違う業界に就職したからなのかな…
と思っていたのですが…
結果的に息子はその会社をやめて
今年から違う会社に勤めることになり…
私の中で心の中に引っかかっていた何かがとれました。
それがなんなのか…言葉ではうまく表現できないけど…
昨年息子に起きた出来事を振り返ってみて
やっと違和感の正体が見つけられた気がします。
親って(特に母親は…)子供のことについ口出しして
できるだけ平坦な道を歩かせようって思ってしまう。
私なんて気をつけてないと絶対的に
子供を支配してしまう親になる可能性が高いから
そうならないように注意を払ってきたつもり…
(実際にできていたかは…疑問…)(汗)
そしたら案の定、子供は転んで痛い目に遭うわけで…
親として無責任だったんじゃないかって
自分自身を責めたりもしたけれど…
時が経って…すこし心が冷静さを取り戻し
昨年起きた出来事は
自分が子離れするのに必要な出来事だったのだと
思えるようになりました。
子供たちが成長して大人になっても
親にとっては子どもは子供…
でも、成人した子供にいつまでも口出ししてちゃ…
子どもが大人になれない…
子ども達がそれぞれ自立した大人になることを望んで
そう育てたのは私自身だった
そう考えたら、子供たちは私が望んだとおりに
育ったということなのだから
だから子供から少し離れたこの地で
たとえ子供たちが困難に遭遇しても
子ども自身がそれを乗り越え幸せになれるよう…
静かに念じていくのが
これからの私の親として役目と思い至った
年の始まりです。