昨日、諸用で都内に行きました。
待ち時間があったので、何をしようかと思っていたのですが
行きの高速バスの中、タブレットを見ていて偶然発見してしまったの
行ったのは…
2016年6月 世界遺産に登録された「国立西洋美術館」↑
ではなくて…
その隣にある「国立科学博物館」で開催されている
「ラスコー」展
こちらも世界遺産に登録されているラスコー洞窟の壁画を
最新技術とアーティストたちが時間をかけて再現しました。
再現された壁画のほか
ホモサピエンスの祖ともいえる?
クロマニョン人についてや芸術の始まりを知る様々な展示を見ることができました。
(クロマニョン人の人形がリアルすぎ・笑)
「絵を描く」という行為、すなわち芸術的要素は
クロマニョン人以前のいわゆる旧人には見られなかった行動だそうです。
また、壁画は洞窟の中に描かれていますが
真っ暗な洞窟の中で絵を描くために
火を灯して暗闇を照らす「灯り」にすることも彼らが始めました。
描かれた絵は動物などもありますが
四角形の記号のようなものもあり、
何かを伝えるための「書」の役割もあったとか!?
さらに糸通しの穴をあけた骨製の針を使い裁縫をして
より機能的な衣服を作るようになったとか
恐るべしクロマニョン人という感じ
だって、どうして裁縫したら機能的な着衣ができるって思いついたのか
謎が解き明かされるどころか謎は深まるばかり…(笑)
ほんの時間つぶしに立ち寄ってみましたが
どうしてどうして…
とても充実した展示物にじっくり目を通していたら
当初、予定した待ち合わせに間に合わない事態に…
でも、これは見ておいて損はない
というより、すごく興味深い展示物でした。
だってさぁ、「絵を描く」という行為は
誰に教わるということなしに人間に備わっている本能なんですよ。
「ラスコー展」は
東京上野国立科学博物館にて
2017年2月19日まで
是非是非、古代の歴史に触れてみてくださ~い