富士山が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録されたとき
富士山からおよそ45km離れた「三保の松原」も一緒に世界遺産登録されました。
そのとき、娘から「『三保のなんちゃら』って何?」と聞かれました。
私は清水に親戚が住んでいたので三保の松原に行ったこともありましたし
そこに立っている「羽衣伝説」の松の木も見たことがありましたが
そういわれてみれば、子供を三保に連れて行ったこともなければ
羽衣伝説の話もしたことないな~と改めて気づいた次第です。
さて、この三保の松原にある「羽衣伝説の松」
初代の松は1707年(宝永4年)の宝永大噴火の際に海に沈んだと伝えられており
どうやら、私が子供の頃に見た松は二代目の松らしいのですが
高さ約10m、外周5m、樹齢650年になったクロマツは立ち枯れが進んだため、
2010年(平成22年)10月に近くにある別の松を三代目の「羽衣の松」に認定して
世代交代したそうです。(Wikipedia「三保の松原」より引用)
えっ~伝説の松なのにそれでいいの?
しかも挿し木をしたとか接ぎ木をしたとかじゃなく
単純に近くにある別の松とか
もはや伝説じゃなくなってる~(笑)
私が子供時代に「この松に天女が羽衣を掛けたのか~」
仰ぎ見た松の木さえも2代目だったとは
びっくり
とんだ発見のあった、今週のお題「まつ」でした。