講談社の元編集次長 妻殺害の罪 懲役11年の実刑判決確定へ NHK 2025年3月11日 18時06分
出版大手の講談社の元編集次長が、9年前の2016年に妻を殺害した罪に問われた裁判で、最高裁判所は11日までに上告を退ける決定をし、懲役11年の実刑判決が確定することになりました。
講談社の人気漫画雑誌の編集次長を務めていた朴鐘顕被告(49)は、9年前、東京 文京区の自宅で当時38歳の妻の首を圧迫して殺害したとして殺人の罪に問われ、「妻は首をつって自殺した」と無罪を主張しました。
1審と2審は懲役11年を言い渡しましたが、最高裁判所が「審理が十分に尽くされたとはいえない」として、高裁に審理のやり直しを命じました。
審理をやり直した東京高等裁判所は判決で、元編集次長の主張について「妻が意識を失った後、しばらくして起き上がって物音を立てるほど動き回り自殺したというのは、あまりにも不自然で、信用性に欠ける」として、改めて、懲役11年を言い渡していました。
これについて、元編集次長側が上告していましたが、最高裁判所第2小法廷の草野耕一 裁判長は退ける決定をし、懲役11年の実刑判決が確定することになりました。
出版大手の講談社の元編集次長が、9年前の2016年に妻を殺害した罪に問われた裁判で、最高裁判所は11日までに上告を退ける決定をし、懲役11年の実刑判決が確定することになりました。
講談社の人気漫画雑誌の編集次長を務めていた朴鐘顕被告(49)は、9年前、東京 文京区の自宅で当時38歳の妻の首を圧迫して殺害したとして殺人の罪に問われ、「妻は首をつって自殺した」と無罪を主張しました。
1審と2審は懲役11年を言い渡しましたが、最高裁判所が「審理が十分に尽くされたとはいえない」として、高裁に審理のやり直しを命じました。
審理をやり直した東京高等裁判所は判決で、元編集次長の主張について「妻が意識を失った後、しばらくして起き上がって物音を立てるほど動き回り自殺したというのは、あまりにも不自然で、信用性に欠ける」として、改めて、懲役11年を言い渡していました。
これについて、元編集次長側が上告していましたが、最高裁判所第2小法廷の草野耕一 裁判長は退ける決定をし、懲役11年の実刑判決が確定することになりました。