風しん はしか混合ワクチン 定期接種期間2年延長の方針 厚労省 NHK 2025年3月11日 4時03分
子どもを対象に定期接種が行われている風しんとはしかを防ぐ混合ワクチンについて厚生労働省は、ワクチンの供給が不足し子どもの接種率が例年より低い地域がいくつか見られるとして、定期接種の期間を4月から2年延長する方針を固めたことがわかりました。
風しんとはしかの混合ワクチンは、1歳の子どもと、小学校に進学前の5歳や6歳の子どもを対象に定期接種が行われていますが、対象の期間を過ぎると接種にかかる費用が原則、自己負担となります。
ところがワクチンを製造する会社の1つが、2024年から製造の不調による出荷停止を行っていて、供給が一時的に不安定になっています。
横浜市など一部の自治体からは、希望する子どもが確実に接種を受けられるよう、定期接種の期間を延長するなどの対応を求める声が上がっていました。
こうした中、厚生労働省は、ワクチンの供給不足で子どもの接種率が例年より低い地域がいくつか見られるとして、特例措置を適用し、定期接種の期間を4月から2年延長する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
また風しんなどの混合ワクチンについては、公的な接種を受けていない40代から60代の男性を対象に、3月末まで追加接種が行われていますが、そちらも年度内に抗体検査を受けた人は接種の期間を2年延長する方針です。
厚生労働省は近く、接種事業を行う自治体に対しこうした方針を伝えることにしています。
子どもを対象に定期接種が行われている風しんとはしかを防ぐ混合ワクチンについて厚生労働省は、ワクチンの供給が不足し子どもの接種率が例年より低い地域がいくつか見られるとして、定期接種の期間を4月から2年延長する方針を固めたことがわかりました。
風しんとはしかの混合ワクチンは、1歳の子どもと、小学校に進学前の5歳や6歳の子どもを対象に定期接種が行われていますが、対象の期間を過ぎると接種にかかる費用が原則、自己負担となります。
ところがワクチンを製造する会社の1つが、2024年から製造の不調による出荷停止を行っていて、供給が一時的に不安定になっています。
横浜市など一部の自治体からは、希望する子どもが確実に接種を受けられるよう、定期接種の期間を延長するなどの対応を求める声が上がっていました。
こうした中、厚生労働省は、ワクチンの供給不足で子どもの接種率が例年より低い地域がいくつか見られるとして、特例措置を適用し、定期接種の期間を4月から2年延長する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
また風しんなどの混合ワクチンについては、公的な接種を受けていない40代から60代の男性を対象に、3月末まで追加接種が行われていますが、そちらも年度内に抗体検査を受けた人は接種の期間を2年延長する方針です。
厚生労働省は近く、接種事業を行う自治体に対しこうした方針を伝えることにしています。