ろ座 C67/NGC1097(棒渦巻銀河)、NGC1097A(伴銀河)
画像④Seestarアプリのアノテーション、ピンチアウトで拡大
画像⑤スカイアトラスの導入画面
画像①トリミング・画像処理済
NGC1097は、天の川銀河から約4500万光年離れた棒渦巻銀河でセイファート銀河。C67とカルドウェル・カタログの番号も持つ。これまで3つの超新星が観測されたとのこと。2つの伴銀河NGC1097AとNGC1097Bを持ち、中心からジェットの放出があるなど興味深い天体であるようだ。2つの伴銀河の内NGC1097Bは、特殊な観測方法で見っかったらしく普通は見えないらしい。ではNGC1097Aは写ってる?Seestarアプリのアノテーションには該当なし(画像④)。そこで久しぶりのAstapで、Deepsky Annotationをかけると。写ってました(画像②)。(^_^)
観望始めた時は、又Z?Z続くなと思いながら見ていると、○に縦棒に見えてきて、さらに右の円弧の部分がより詳しく見え、上品なコブラ?に見えた。画像処理で再現できて無いのが悲しい。しかし見応えのあるある天体であることは確か。本日は都合により3天体しか観望できなかったが良い時間が過ごせた。
画像②AstapによるDeepsky Annotation、該当部分トリミング
画像③34分間のライブスタック、画像処理有
画像④Seestarアプリのアノテーション、ピンチアウトで拡大
画像⑤スカイアトラスの導入画面
画像⑥スカイサファリによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
撮影情報
2023年11月13日午後9時半頃(新月)
ベランダ プチ・リモート観測所
ろ座 C67/NGC1097(棒渦巻銀河)NGC1097A(楕円銀河、伴銀河)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出34分のライブスタック撮影
Astapによる自動階調処理(LOW+)、自動色補正、プレートソルブ、α,δgrid表示、アノテーション、Jpeg保存
「写真」アプリで、画像調整、トリミング等
「AIで写真高画質化」でほんのり高画質
追加
2023年11月14日午後7時前
C/2023 H2(レモン彗星)
10分間のライブスタック、LPフィルター使用
メトカーフコンポジットという画像処理技術を持っていないので、ライブスタック画像の撮って出しです。(^ ^;
参考資料
1)Weekly Information about Bright Comets(吉田誠一さんの今週の明るい彗星のWebsite)