おとめ座NGC4568、NGC4567(バタフライ銀河)
画像①(QBPフィルターⅢ使用、画像③よりVGA切り出し)
画像②(Astapによるプレートソル、α,δ grid表示、Deepsky annotation処理)
画像③(Astapによるプレートソルブ・自動色補正、視野回転部分トリミング)
NGC4568とNGC4567は、おとめ座の棒渦巻銀河。互いの重力により引き寄せられ、衝突を始めたばかりの銀河(もっとも、地球から約7000光年離れているので、約7000年前の出来事であるが)。おとめ座銀河団に属していて、形からバタフライ銀河と呼ばれている。
ところで、おとめ座のまとめをしたばかりなのに、なぜおとめ座の銀河?
実は、観望対象として狙ったのは、NGC4568に出現し、5月14日に観測された超新星 2023ijd(SN 2023ijd)。「冬三角」さんが、撮影画像をツイートしてくれたので、見たいと思いチャレンジした。残念ながら玉砕でした。バタフライ銀河きれいだから良しとしよう。
次は、SN 2023ijdのデータ。
画像④
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒
4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン
9)合体し始めたばかり。おとめ座の渦巻銀河「NGC4567」と「NGC4568」~sorae
10)冬三角さんTwitter
撮影データ
2023年5月20日晴、所々雲あり
ベランダ観測所
おとめ座NGC4568、NGC4567(バタフライ銀河)
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+QBPフィルターⅢ
FMA135ヘイリコイド位置53
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×64frames=960s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δgrid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等